【2024最新】久保建英のスパイク遍歴！アディダスとの契約内容は？ナイキも履いていた？

2020年東京オリンピックの日本代表で、スペインのレアル・マドリード所属の久保建英（くぼ・たけふさ）は、アディダスのスパイクを履いていることでも知られています。バルセロナのカンテラにいた当時に現地のアディダスとスポンサー契約を結び、以来長年にわたりアディダスを愛用。ここからは久保建英が実際に履いているスパイクのモデルを紹介していきます。

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久保建英は、2011～2013年のジュニア時代にミズノのスパイクを履いていました。2011年小学生の頃は「イグニタス2MD Jr.」を着用。2012年には「モレリア2」を着用し、2013年は「エストレーラ MD」や「イグニタス2 KH」を着用していたということです。2014年に現地のアディダス社と契約を結んでからは、アディダスのスパイクを着用しています。

では、久保建英が実際に履いているアディダスのスパイクはどのようなものなのでしょうか？ジュニア時代から最新までのスパイクモデルを一部紹介します。

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久保建英は、2014年（13歳）のジュニア時代にスペインにあるアディダス社との契約を開始しています。当時新商品であるアディダスの「ナイトロチャージ」のブルーカラーやイエローカラーを着用していました。

運動量の多いシーンでも力を発揮するダイナモプレーヤー向けのサッカースパイクで、足の保護に役立つプロテクションパッドや、反動力に特化したラバーバンドなどが特長の一足です。

スペインでは、わずか9歳でバルセロナの下部組織へ入団し、30試合のうち74ゴールを決めるなど卓越したプレーを見せていました。ナイトロチャージは、そんな彼のプレーに合致した一足だったのではないでしょうか。残念ながら現在こちらのモデルはどこも完売状態で手に入らない状況です。

2015年、日本のFC東京の下部組織であるFC東京U-15むさしへ入団した際は、スペインのアディダス社に代わってアディダスジャパンへ引き継がれ、アディダスの「アディゼロF50 HG」を着用していました。スピードスター向けの軽量スパイクで、アッパーのゴーストグラフィックにドリブルテクスチャーのグリップ加工が特長のサッカースパイクとなっています。

ドリブルスキルが高くスピード感のあるパスを放つ久保建英にとってメリットのあるスパイクを着用していたといえます。2015年モデルのため、現在は残念ながら新品での販売されていませんが、以下では同じタイプのFGモデルを紹介していますのでチェックしてみてください。

2016年6月頃からは、アディダス「エックス16.1 ジャパン HG」を着用。テックフィットアッパーが、激しい動きを優しくサポートしてくれる一足です。軽量グリップと安定したソールが足にフィットします。

当時15歳の久保建英は、U-18へ飛び級で昇格し、日本クラブユースサッカー選手権出場の際には得点王に輝くなど史上初の快挙を成し遂げています。9月頃には、FC東京のトップチームの試合への出場が可能な2種登録がなされ、Jリーグへのデビューも果たしました。

11月5日のJ3リーグ第28節AC長野パルセイロ戦では、Jリーグ史上最年少記録を塗り替えています。急成長を遂げる久保建英を支えていたのもアディダスのスパイクだったのです。

2017年のルヴァン杯では、アディダス「エックス 16.1 FG/AG」のソーラーグリーンカラーを着用。伸縮性のある1枚構造のアッパーで足へのフィット感も抜群です。土グラウンドと人工芝グラウンドどちらにも対応したスパイクで、久保建英のほかにもルイス・スアレスや香川真司なども着用しています。

このスパイクモデル着用時には、J3第5節のセレッソ大阪U-23戦でJリーグ最年少得点を決め、トップチームデビューを果たしました。その後、FC東京とプロ契約を交わしています。

2018年4月4日に行われたルヴァン杯では、アディダス「エックス 17.1 FG/AG」の白×赤×黒のコールドブラッデッドパックカラーのスパイクを着用。足全体をピタッと包み込むスピードに貢献するスパイクです。4月14日のセレッソ大阪VSFC東京の試合では、色違いでグリーンカラーがベースのデッドリーストライクパックカラーのスパイクを着用していました。

4月18日のルヴァン杯でも同モデルを着用し、このモデルのスパイクにしてからも勢いは止まることはありませんでした。久保建英のボールタッチの正確さやショートパスなどの技術面を後押ししてくれる一足になっていたのではないでしょうか。

2019年のシーズンでは、アディダスの「エックス19.2ジャパンHG」を着用。足へのフィット感はもちろん、ローカットになっている履き口でブレない動きを実現しています。9月13日に行われたアスレティック・ビルバオ戦への途中出場の際には、ブライトシアン×コアブラックカラーのスパイクで登場していました。

11月10日のビジャレアル戦では、レガシーグリーン×ソーラーオレンジカラーを着用し、1ゴール1アシストで勝利に貢献しています。2020年2月21日レアル・ベティス戦では、チームロイヤルブルー×フットウェアホワイト×コアブラックカラーを着用しチームに貢献しました。

また、7月9日のレバンテ戦では、フットウェアホワイト×ショックピンクカラーのスパイクで1得点をマークして勝利しています。同じモデルのさまざまなカラーを使い分けていたのが印象的でした。

2021年7月23日から開催された東京2020オリンピックでは、アディダスの最新スパイク「エックス スピードフロー.1 FG」を着用していました。真っ赤なカラーが目を引くスパイクで、軽量なスピードメッシュアッパー素材が特長です。

激しい動きでもしっかりとサポート感があり、伸縮性だけでなくエッジの効いたスタット形状が強力な蹴りにも特化しています。久保建英の細やかなステップなどにピッタリのスパイクとなっています。

久保建英は、一時期ナイキのスパイクを着用していたという噂がありました。現在のナイキとの関係性や着用していたという噂は本当なのでしょうか？

久保建英は、2018年1月のFC東京の沖縄キャンプから3月の練習や試合中に、ナイキの「ハイパーヴェノムファントム3FG」の黒塗りのスパイクを着用していました。ナイキと契約はしておらず、試し履きをしていたということです。FC東京のホペイロにスパイクを黒く塗ってもらったものを着用していたのだそうです。

2018年2月4日のスポーツ報知の記事では、「ナイキとの異例の契約」という話もありましたが、実際は本契約には至っていないということでした。久保建英は、ナイキやアディダス以外にも複数社から声がかかっているという噂もあります。ナイキは、現在も久保建英との契約を狙っているという話もありますので、今後の動向にも目が離せませんね。

久保建英は、2014年バルセロナのカンテラにいた当時に現地のアディダス社とスポンサー契約をしていますが、詳しい契約内容はこれまでメディアで正式に公表されていないため、残念ながら詳細な情報はつかめていません。

ナイキが当時16歳の久保建英の獲得のために提示した額が年間1,000万円前後といわれているので、アディダスはそれ以上の金額なのではないかと予想されます。なお、日本代表のトップ選手の契約金の相場は、年間2,000～5,000万円だとささやかれています。トップ選手は、契約金のほかに用具も支給されているそうです。

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ここからは、サッカー五輪の日本代表メンバーの着用スパイクを紹介します。どの選手がどんなメーカーのスパイクのモデルを履いているのかチェックしてみましょう。

安定感のあるシュートセーブやシュートキャッチが特徴のGKの大迫敬介（サンフレッチェ広島）が履いているスパイクは、アディダスの「コパセンス.1」。艶やかなレッドカラーが鮮やかなスパイクで、ボールが足に吸い付くような感覚と足首とかかと部分のクッション性に優れています。香川真司やパウロ・ディバラなども着用しているアイテムです。

DFの板倉滉（フローニンゲン）のほかに、GK谷晃生（湘南ベルマーレ）も着用しているのが、ナイキの「ティエンポレジェンド8エリート」です。カンガルーレザーの質感で裏地はメッシュ加工になっています。フィット感と安定感のある履き心地でスパイク内の足ずれを防止してくれます。濡れた芝の上でもボールのコントロールがしやすいスパイクです。

GKの鈴木彩艶（浦和レッズ）の着用しているスパイクは、インパクトのあるカラーとイチゴのようなつぶつぶが特徴的なデザインです。ローカットなので足入れもスムーズに行えます。まるで靴下のようなフィット感のある履き心地でボールコントロールもしやすく、土の上でもしっかりと機能性を発揮してくれます。

DFの吉田麻也（サンプドリア）が着用しているのは、ミズノの「レビュラカップジャパン」です。スピード感のあるプレーに向いており、カンガルーレザーとアッパー部分の高反発スポンジでスムーズなボールタッチとなっています。吉田麻也が得意とする空中戦やフィードキックなどの動きにも貢献しています。

FWの前田大然（横浜Fマリノス）のほか、DFの酒井宏樹（浦和レッズ）、橋岡大樹(シントトロイデンVV)が着用しているのは、ナイキの「マーキュリアルヴェイパー14エリート」のモデル。必要最低限の素材に絞り、速さを追求したデザインが持ち味となっています。酒井宏樹の高速クロスや、前田大然の素早いスプリントにも対応できるのでパフォーマンスも十分です。

DFの瀬古歩夢（セレッソ大阪）が着用しているスパイクは、ナイキの「ティエンポ レジェンド 9エリート」です。ナイキ史上最も軽いといわれているモデルになっています。ドリブルやパス、シュートなどの制度を高めてくれる一足となっており、素早い動きや瀬古歩夢の得意とするロングフィードにも貢献するスパイクです。

DFの中山雄太（PECズヴォレ）が着用しているのが、アシックスの「DSライトX-FLY4」です。柔軟性に優れたアッパーと雨にも強い素材感で吸い付くような履き心地のスパイクとなっています。細やかなボールタッチに適しているので、ボランチやDF、MFなど複数の守備をこなせる彼にピッタリのスパイクといえます。

FWの旗手怜央（川崎フロンターレ）のほか、MFの相馬勇紀（名古屋グランパス）が着用しているのは、ミズノの「モレリアネオ3」です。まるで素足のような感覚で履き心地もよく、スタッドの耐摩耗性が高いのもポイントとなっています。激しく動いても安心感のあるフィット感でプレー中のストレスも軽減してくれます。

FWの上田綺世（鹿島アントラーズ）のほか、DFの冨安健洋（ボローニャFC）が着用している、ナイキの「ファントムGTエリートDF」。足首からしっかりとサポートする履き心地と、素足でボールを蹴る感覚が感じられるスパイクです。空中戦などを得意とするプレーヤーにも好まれている一足となっています。

DFの町田浩樹（鹿島アントラーズ）のほかに、MFの三笘薫（川崎フロンターレ）や、堂安律（PSV）が着用しているスパイクは、プーマの「ウルトラ1.3」です。超軽量でスピード感のあるプレーをサポートしてくれる一足で、攻撃的な空中戦や力強いドリブルなども自信をもって取り組めます。

MFの遠藤航(シュツットガルト)は、プーマの「フューチャーZ 1.2」を着用しています。超軽量素材採用で大胆に動き回るシーンにもピッタリなだけでなく、アッパー部分に施された凹凸でボールのグリップ力も抜群です。遠藤航は、守備のポジションならどこでもできるオールマイティな選手なので、このモデルのスパイクは合っているといえます。

MFの三好康児（ロイヤルアントワープFC）が着用しているのは、アディダスの「エックス スピードフロー.1」です。久保建英も着用している最新のスパイクになります。サポート感のあるしっかりとした構造で、軽量と伸縮性を兼ね備えたスパイクです。ボールのもらい方、パスの仕方などを丁寧にこなす三好康児にも扱いやすいアイテムといえます。

MFの田中碧（フォルトゥナ デュッセルドルフ）が着用しているのは、ミズノの「モレリア2ジャパン」です。フィット感が高い構造でかかとの安定感もしっかりしています。広範囲に動き、技術力のある巧妙なテクニックを生かす田中碧のプレースタイルも思いのままです。

FWの林大地（サガン鳥栖）の着用スパイクは、アシックスの「DSライト アクロス」です。アッパーのベースがメッシュ素材なので、柔らかく包み込まれるような履き心地がボールコントロールの性能を引き出してくれます。ボールを素早く奪い返す林大地の闘争心あふれるプレーに、このスパイクありといったところです。

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日本代表久保建英のスパイク遍歴について紹介しました。今後、アディダスとの契約を継続するのか、他社ブランドに切り替えるのかは久保建英次第といえます。世界でも日本でも影響力のある彼の実力は計り知れません。更なるサッカープレーはもちろん、スパイク遍歴にも注目しつつ、これからも久保建英の活躍には目が離せませんね。