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オーウェンの歴代背番号!10番の功績〜7・11・18・20まで!

2021年09月16日

サッカー元イングランド代表の10番として功績を残してきたマイケル・オーウェン。オーウェンの歴代背番号である10番や11番としての功績、所属クラブのリバプールでの活躍、バロンドール受賞までの道のりを背番号と一緒に振り返ります。

オーウェンの背番号といえば10番!

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生年月日(年齢)1979年12月14日(41歳・2021年9月現在)
出身イギリス・チェスター
身長173㎝
所属チーム歴・マンチェスターユナイテッド
・リバプール
・レアル・マドリード
・ニューカッスル
・ストークシティFC
SNSTwitterInstagram

イングランドのチェシャー州チェスターでテリー・オーウェンの4番目の子供として生まれたオーウェンは、元サッカー選手の父の影響もあり7歳の時にサッカーを始めました。17歳のときにリバプールとプロ契約を結んだオーウェンは、U-20の年代でもイングランド代表にも選出され、元祖ワンダーボーイと呼ばれ世界の注目を集めるようになっていきます。

オーウェンのイングランド代表や名門クラブでの活躍を、歴代背番号とともに振り返っていきましょう。

オーウェンの歴代背番号【クラブ編】

出典:https://www.pinterest.jp/pin/770748923732232288/
所属年(年齢)所属チーム背番号
1996~1998年(17歳)リバプール18番
1998~2004年(19歳)リバプール10番
2004~2005年(25歳)レアルマドリード11番
2005~2009年(26歳)ニューカッスル10番
2009~2012年(30歳)マンチェスターユナイテッド7番
2012~2013年(33歳)ストークシティ10番

オーウェンは17歳の時にリバプールでプロデビューを飾ってから、数々の名門クラブを渡り歩いてきました。各クラブで背負っていた歴代の背番号を見ていきましょう。

1996~1998年 リバプール(18番)

出典:https://twitter.com/LFChistory

17歳の若さでリバプールに入団したオーウェンは、1997年の5月6日に行われたウィンブルドン戦でトップチームデビューを果たしました。1997~1998年のシーズンでは18得点を決めて得点王となります。この時の背番号は18番でした。

1998~2004年 リバプール(10番)

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1998年のシーズンからはクラブの中心選手として10番を背負って戦うことになります。1998年以降もゴールを量産し続けたオーウェンは、レアル・マドリードに移籍する2004年まで毎シーズンクラブの最多得点を記録しました。

2001年5月12日にアーセナルと迎えたFAカップの決勝戦で先制点を許したリバプール。この試合でオーウェンは2得点を挙げ、チームは劇的な逆転勝利をおさめます。この動画は、オーウェンが2ゴール目を決めて逆転したときのものです。オーウェンは試合後のインタビューで、決勝点となったゴールを自分史上最高のゴールだと語っていました。

(リバプール所属の南野拓実については以下の記事も参考にしてみてください)

2004~2005年 レアルマドリード(11番)

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800万ポンドの移籍金でレアルマドリードに移ったオーウェンは、11番という背番号を与えられました。最初こそコンディション不足を指摘されたオーウェンですが、最終的にはリーガエスパニョーラで最高得点率を記録します。クラブは他の選手を獲得するためにオーウェンを放出し、僅か1年という在籍期間でレアルマドリードを去ることになります。

2005~2009年 ニューカッスル(10番)

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1680万ポンドの移籍金でオーウェンを獲得したニューカッスルは、オーウェンに背番号10番を与えます。怪我で思うように試合に出場できなかったオーウェンですが、試合に出たときはしっかりと結果を残しました。

その後契約期間満了によりニューカッスルと契約更新をしないことを明らかにしたオーウェンは、プレミアリーグでのプレーを望み、フリートランスファーの道を選びます。

2009~2012年 マンチェスターユナイテッド(7番)

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2009年にマンチェスターユナイテッドと2年契約を結んだオーウェンは、それまでクリスティアーノ・ロナウドが背負っていた7番の背番号を受け継ぐことになります。重要な試合で得点を挙げ、勝利に貢献したオーウェンですが、怪我の影響で徐々に出場機会が減っていきました。

2011年のバルセロナとのCL決勝に出場することができなかったオーウェンは、2012年にマンチェスターユナイテッドを退団することを自身のTwitterで明らかにしました。

(クリスティアーノロナウドの名言については以下の記事も参考にしてみてください)

2012~2013年 ストークシティ(10番)

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オーウェンは2012年にストークシティに加入し、ここでもエースナンバーの10番を背負うことになりました。その後、2013年1月19日のスウォンジーシティ戦で移籍後初ゴールを決めます。1年7か月ぶりにゴールを決めたオーウェンですが、2012~2013シーズンの終了後に現役引退を発表しました。

オーウェンの歴代背番号【イングランド代表編】

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所属年(年齢)大会名背番号
1998年(18歳)親善試合チリ戦20番
1998年(18歳)FIFAワールドカップ20番
2002年(22歳)FIFAワールドカップ10番
2006年(26歳)FIFAワールドカップ10番

イングランド世代別の代表としてコンスタントに活躍していたオーウェンは、1998年にA代表として初召集されます。オーウェンのイングランド代表としての歴代背番号を見ていきましょう。

親善試合チリ戦(20番)

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オーウェンは1998年2月11日に行われたチリとの親善試合でイングランドA代表デビューを果たしました。この時与えられた背番号は20番です。代表初ゴールは1998年に行われたモロッコとの親善試合でした。2003年にルーニーから抜かされましたが、イングランド代表として最年少の記録です。

1998年FIFAワールドカップ(20番)

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1998年に開催されたフランスワールドカップで、オーウェンはイングランド代表メンバーに選出されます。ファンたちはオーウェンがフォワードのレギュラーとして出場することを熱望しましたが、グループリーグの最初2試合ではスタメンから外されてしまいました。しかし2試合目のルーマニア戦の途中から出場し、見事得点を奪います。

グループリーグでの活躍が認められたオーウェンは、フランスワールドカップの決勝トーナメントアルゼンチン戦でスタメンに起用されます。これがそのときの動画です。オーウェンはベッカムのスルーパスに反応し、ドリブルの個人技で相手ディフェンダーを抜き去り見事にゴールを奪いました。18歳のワンダーボーイが世界中に衝撃を与えた瞬間です。

(デビット・ベッカムの名言については以下の記事も参考にしてみてください)

2002年FIFAワールドカップ(10番)

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2002年に開催されたワールドカップではエースナンバーの10番をつけています。グループリーグでは点数を決めることができず結果が振るわなかったオーウェンですが、決勝トーナメントのデンマーク戦で1点、準々決勝のブラジル戦でも1得点をマークしました。

ブラジル戦で得点を挙げることができたのはオーウェンただ一人で、イングランド代表は準々決勝で敗退が決まります。オーウェンは2002年ワールドカップ前後のユーロ2000、2004にも出場していますが、すべての大会でゴールを挙げている唯一の選手です。

2006年FIFAワールドカップ(10番)

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イングランド代表にベッカムやルーニーなどのスーパースターが集まった2006年のドイツワールドカップでも、オーウェンはエースナンバー10番をつけました。初戦のパラグアイ戦と次戦のトリニダード・トバゴ戦に出場したオーウェンですがいずれの試合でも無得点に終わります。

3戦目のスウェーデン戦にも先発出場したオーウェンですが、試合開始からわずか51秒で膝を負傷してしまい交代を余儀なくされました。その後の検査で前十字靭帯を断裂していることが発覚し、オーウェンはワールドカップから姿を消すことになります。

オーウェンが背番号10で残した数々の功績!

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クラブでも代表でも背番号10番を背負ったオーウェンは輝かしい功績を残しています。個人やチームで獲得した歴代タイトルを確認していきましょう。

オーウェンのタイトル【個人】

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まずはオーウェン個人で獲得したタイトルを紹介します。イングランドのワンダーボーイが残した主な功績を確認していきましょう。

1998年FIFAワールドカップベストヤングプレイヤー

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ベストヤングプレイヤーは、ワールドカップで最も活躍した21歳以下の若手選手に贈られる賞です。1998年のワールドカップではインターネット投票を基に選出されました。オーウェンはこの大会で、若干18歳にして2ゴールを挙げる大活躍を見せています。

2001年バロンドール

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バロンドールはヨーロッパのスポーツジャーナリストの投票により、欧州サッカーの年間最優秀選手を決める賞です。オーウェンは2位以下のラウル・ゴンザレスやオリバー・カーンと30ポイント以上差をつけて選出されました。バロンドール受賞はリバプール所属の選手として初の快挙です。

2001年世界最優秀選手賞

世界最優秀選手賞はイギリスのTIメディアが月に1回発行しているサッカー専門誌「ワールドサッカー」の読者投票によって贈られる賞です。2001年はイングランド人として初めて、またプレミアリーグの所属選手として初めてオーウェンが受賞しました。

オーウェンのタイトル【チーム】

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オーウェンは現役時代にリバプールやマンチェスターユナイテッドなどの有名クラブで活躍していました。オーウェンが所属したチームで獲得した主なタイトルを確認していきましょう。

2000-01UEFAカップ優勝

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30回目の節目の大会となったUEFAカップ2000-01で、オーウェンの所属していたリバプールは通算3回目の優勝を果たしました。この優勝により、リバプールは2001年のUEFAスーパーカップの出場権を獲得します。

2001UEFAスーパーカップ優勝

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UEFAチャンピオンズリーグで優勝したバイエルン・ミュンヘンとの戦いに、リバプールは2対3で勝利します。オーウェンはこの試合で決勝点となるゴールを挙げ、UEFAスーパーカップの優勝に貢献しました。

2010-2011プレミアリーグ優勝

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2010-2011プレミアリーグでは、オーウェンの所属するマンチェスターユナイテッドが最終節を待たずに優勝を決めました。マンチェスターユナイテッドがプレミアリーグを制したのは2年ぶりで、リバプールを抜き優勝回数単独首位に躍り出ました。

オーウェンの背番号に関するエピソード!

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ここからはオーウェンの歴代背番号に関するエピソードを紹介していきます。クラブと代表で10番を背負ったオーウェンの知られざるエピソードを見ていきましょう。

マンチェスターユナイテッド7番の交代劇

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マンチェスターユナイテッドの背番号7番はクリスティアーノロナウドというイメージが強く残っていました。クリスティアーノロナウドがレアルマドリードに移籍した後に、栄光の7番を引き継いだのがオーウェンです。ロナウドのイメージイメージをなくしたいファーガソン監督の意向により、オーウェンの背番号は7番になりました。

(クリスティアーノロナウドの背番号については以下の記事も参考にしてみてください)

イングランド代表10番の悲劇

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サッカーの母国イングランド代表で10番をつけた選手は数々の悲劇に見舞われています。オーウェンは2006年のワールドカップに出場したときに、左膝を負傷して大会中の復帰が不可能となってしまいました。

2010年のワールドカップで10番を引き継いだルーニーもノーゴールに終わっています。ルーニーは2014年の大会でも結果を残せませんでした。2018年以降に10番をつけた選手も低迷しており、イングランド代表の10番は悲劇の連鎖が続いています。

継承されていく18番

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リバプールでオーウェンが初めてつけた背番号18は、オーウェン移籍後にCLやFAカップでの優勝に貢献したリーゼに継承されます。2006年にはリバプール在籍中に71得点の偉業を成し遂げたカイトが受け継ぎました。数々のレジェンドプレイヤーが継承してきたリバプールの18番は、日本代表のエースである南野拓実が背負っています。

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代表でもクラブでも背番号10番を背負い、サッカー選手として多くの功績を残してきたオーウェン。オーウェンの今後の活躍も期待しましょう。