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スコールズの背番号といえば18番!
生年月日(年齢) | 1974年11月16日 | |
---|---|---|
出身 | イングランド・サルフォード | |
身長 | 168cm | |
所属チーム歴 | マンチェスター・ユナイテッド |
所属年(年齢) | 所属チーム | 背番号 |
---|---|---|
1992~1995(18歳~21歳) | マンチェスター・ユナイテッド | 24 |
1995~1996(21歳~22歳) | マンチェスター・ユナイテッド | 22 |
1996~2011(22歳~27歳) | マンチェスター・ユナイテッド | 18 |
2012~2013(28歳~29歳) | マンチェスター・ユナイテッド | 22 |
では、スコールズがマンチェスターユナイテッド時代に付けていた歴代背番号について解説していきましょう。各シーズンごとに活躍した概要も併せて紹介していきます。
1992-1995マンチェスター・ユナイテッド【背番号24】
スコールズは、1992年にユースメンバーの1人として選ばれ、1993年7月23日にプロ契約を結びます。そして1994-95シーズンのリーグ戦では17試合に出場しました。その中で5得点を挙げています。やがてトップチームにてデビューしたのが1994年9月21日のリーグカップのポート・ヴェイルFC戦です。
当時の背番号は24番で、正式にプレミアリーグでのデビューは、3日後に行われたイプスウィッチ・タウンFC戦でした。試合には敗れましたたが初得点を記録しています。
1995‐1996マンチェスター・ユナイテッド【背番号22】
1995年より、スコールズの背番号は22番に変更となりました。この頃のレギュラー選手だった、エリック・カントナが出場停止処分になった時期、その代行としてフォワード登録されて以降、出場機会が多くなった時期でもあります。
1996-2011マンチェスターユナイテッド【背番号18】
スコールズのサッカー選手としての黄金期は、丁度この頃で、背番号は18番になりました。そのため、スコールズといえば、18番という数字が定着しています。とくに1998-99シーズンでは、プレミアリーグ・FAカップ・チャンピオンズリーグ制覇の3冠を達成しています。スコールズは、マンチェスター・ユナイテッドの中盤の中心的選手だったといえるでしょう。
また、2002-03シーズンにて、リーグ戦自己最多記録である14得点を挙げています。ちなみに、当時のチームメイトととしては、デビッド・ベッカムやウェイン・ルーニーといった、サッカー界のスター選手ばかりでした。
(ベッカムについては、以下の記事も参考にしてみてください)
ベッカムの身長・体重は?次男に抜かれ動揺?全盛期の筋肉〜比較画像まで!
出典:Slope[スロープ]
2012-2013マンチェスターユナイテッド【背番号22】
2011年時点で、スコールズは1度目の引退をしました。そのため2011-2012シーズンは、選手としてではなくコーチになりチームに在籍しました。しかし半年後に再度現役に復帰しています。その時、既に他の選手が18番を背負っていたこともあり、空き番号だった22番を再び付けました。やがて2012年のシーズンが終了した時点で、2度目の引退を遂げています。
スコールズの歴代背番号【イングランド代表編】
所属年(年齢) | 大会名 | 背番号 |
---|---|---|
1998(24歳) | ワールドカップ(フランス大会) | 16 |
2000(26歳) | ユーロ2000 | 8 |
2002(28歳) | ワールドカップ(日韓大会) | 8 |
2004(30歳) | ユーロ2004 | 8 |
ここでは、スコールズのイングランド代表として付けた背番号を解説します。サッカー選手としてイングランド代表にて活躍してきたスコールズ、その主な試合ごとの概要やエピソードをピックアップしました。
W杯(フランス大会)【スコールズの背番号16】
スコールズが正式にイングランド代表として定着したのは、1998年のワールドカップフランス大会からでした。この時には、全4試合に出場していて、初戦だったチュニジア戦にて得点を挙げています。
まだ代表に選ばれて間もないスコールズは、この大会にて背番号は16番を付けていました。ちなみに、この大会で8番を付けたのは、当時リーズに所属していたデビッド・バッディ選手です。
ユーロ2000【スコールズの背番号8】
ユーロ2000では、全3試合に出場しました。この時には1得点1アシストの成績を上げていますが、イングランド代表自体は、グループリーグにて敗退してしまいました。背番号は8番を付けるようになり、以降の代表での試合では、背番号8番が定着しています。
W杯(日韓大会)【スコールズの背番号8】
2002年日韓ワールドカップにて、デビッド・ベッカムなどスター選手とともに、イングランド代表の1人として来日も果たしています。全5試合に出場し、サッカー史上にて因縁とされていたアルゼンチン戦では、マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれました。
イングランドVSアルゼンチンの試合は、前大会98年での、ベッカム退場事件や、フォークランド紛争などの政治的背景も重なり、大会の最大な山場となりました。
このダイジェスト動画をご覧いただければ、その時の両チームの緊迫した状況が分かるでしょう。結果は、ベッカムが決めたペナルティキックを保守して、イングランドが勝利をしています。その後、イングランド代表の大会での結果は、準々決勝にて敗退となっています。
ユーロ2004【スコールズの背番号8】
ユーロ2004年では、左のサイドハーフとしての起用をされています。この時のスコールズは、全4試合に出場したものの、全試合にて途中交代されています。一説によれば当時の代表監督エリクソン氏との衝突が尾を招いていたとされ、大会終了後に代表引退を表明しました。
その後に就任した代表監督たちからは、復帰要請を受けながら、すべて断っています。ちなみに歴代イングランド代表の中で、スコールズの8番を継承されたのはランパードでした。
(レヴァンドフスキの背番号については、以下の記事も参考にしてみてください)
レヴァンドフスキの歴代背番号!9番での功績〜7・8・11・13・17まで!
出典:Slope[スロープ]
スコールズが背番号18で残した数々の功績!
ここでは、スコールズがマンチェスター・ユナイテッド全盛期にて、代名詞ともいえる18番を背負っていた頃の功績をについて紹介しましょう。
スコールズのタイトル【個人】
まずは、スコールズが、かつてマンチェスターユナイテッドへ在籍しながら獲得した、個人タイトルについて紹介していきましょう。
プレミアリーグ月間最優秀選手賞
プレミアリーグ月間最優秀選手とは、プレミアリーグが開幕中にて、1か月の中で最も活躍した選手に贈呈される賞です。スコールズの場合、ミッドフィルダー部門にて2003年1月、2003年12月、2006年10月、2010年8月の計4回の獲得をしています。
PFA年間ベストイレブン
PFA年間ベストイレブンは、正式には「The Professional Footballers’ Association Team of the Year」という名称で、イングランド内でプレイをする選手を対象にし、プレミアリーグとチャンピオンシップの1部・2部から、各11名、計44名が選出されます。
PFAのメンバーが投票して選出します。スコールズは、2000-2001、2002-2003、2006-2007の3シーズンにて選ばれました。
プレミアリーグ10周年記念ベストイレブン
プレミアリーグ開幕10周年記念としてベストイレブンを選出した賞です。リーグ開幕初年度1992-93シーズン~2001-02シーズンまでの10年間の中で登録された選手が対象です。
公式ウェブサイトでのファン投票・監督協会、選手協会、試合解説者、サッカージャーナリストなどから選ばれた10人の専門家によって、英国出身と外国出身の2つを決める方式です。スコールズはその中で、2003年版ベストイレブンに選ばれています。
イングランドサッカー殿堂
イングランドのサッカー史において活躍をした歴代選手と指導者を表彰します。いわゆる殿堂入りとしてプレストン国立サッカー博物館にて、当人所縁のものが展示されます。対象は30歳以上、イングランドで5年以上プレイした選手・監督などの指導者です。スコールズは2008年に受賞し殿堂入りを果たしました。
スコールズのタイトル【チーム】
引き続き、スコールズがマンチェスター・ユナイテッドに在籍していた頃に、クラブが獲得したタイトルについて紹介します。
プレミアリーグ優勝
スコールズがマンチェスター・ユナイテッドに所属していた現役時代には、数多くのリーグ優勝をしていました。1995-96、1996-97、1998-99、1999-2000、2000-01、2002-03、2006-07、2007-08、2008-09、2010-11、2012-13の11度です。
FAカップ
FAカップ(FA杯)は、1871年に創設された世界最古のサッカーのカップ戦です。現在世界で実施されているカップ戦は、この大会をモデルにしたとされています。スコールズが在籍した当時のマンチェスター・ユナイテッドは、1995-96、1998-99、2003-04の計3シーズンを制覇しています。
フットボールリーグカップ
EFLカップ・カラバオ・カップとも呼ばれています。プレミアリーグとイングリッシュ・フットボールリーグの92クラブが参加し、優勝クラブはUEFAカンファレンスリーグへの出場権を得ることができます。スコールズ在籍時のマンチェスター・ユナイテッドは、2005-06、2008-09、2009-10の計3シーズンを制覇しました。
FAコミュニティ・シールド
FAコミュニティ・シールドは、イングランドサッカー協会主催のスーパーカップです。プレミアリーグ優勝クラブとFAカップ優勝クラブが対戦し、シーズン開幕一週前に行われます。スコールズが在籍した当時のマンチェスター・ユナイテッドは、1994年、1996年、1997年、2003年、2007年、2008年、2010年の計7回制覇しています。
UEFAチャンピオンズリーグ
UEFAチャンピオンズリーグは、欧州サッカー連盟(UEFA)主催により、毎年9月から翌年の5月に渡り開催されます。ヨーロッパのクラブチームによるサッカー大陸選手権です。スコールズが在籍したマンチェスター・ユナイテッドは、1998-99、2007-08の計2シーズンを制覇しました。
インターコンチネンタルカップ
インターコンチネンタルカップは、国際サッカー連盟・欧州サッカー連盟・南米サッカー連盟の3団体が主催したタイトルです。開催は1960年、2004年まで続きました。
その際は、UEFAチャンピオンズリーグとコパ・リベルタドーレスの優勝クラブによる事実上世界のクラブチーム世界一を決める内容でした。スコールズが在籍したマンチェスター・ユナイテッドは、1999年にタイトル制覇しました。
FIFAクラブワールドカップ
FIFAクラブワールドカップは、国際サッカー連盟が主催する、クラブチームのサッカー世界選手権大会です。4年に1度の開催で、2017年までのFIFAコンフェデレーションズカップの代替大会とされています。スコールズ在籍時のマンチェスター・ユナイテッドは、2008年にタイトル制覇しています。
スコールズの背番号に関するエピソード!
スコールズの背番号へのこだわりについて、個人的な意味やエピソードは明かされていません。ただし代表では8番、クラブでは18番の背番号が最も定着しています。それら、背番号にまつわるエピソードについて、数少ない中から紹介しましょう。
スコールズは18番を背負って650以上の試合に出場
スコールズはマンチェスター・ユナイテッド時代にて長年18番を背負っていたことで知られています。1999年、2008年のチャンピオンズリーグ制覇を果たした時も、18番をつけて出場しました。マンチェスター・ユナイテッドの選手として公式戦650試合以上に出場、歴代4位の出場記録数を誇っています。
スコールズの背番号は後続の選手からリスペクトされている
マンチェスター・ユナイテッド在籍時で18番、代表では8番を長年背負っていたスコールズですが、自身からは、背番号に対する特別な心境などは公言してこなかったようです。しかし、背番号18番・8番については、後続の選手たちからの熱いリスペクトがあります。
現マンチェスター・ユナイテッド在籍・ポルトガル代表MFのブルーノ・フェルナンデスは18番を背負っています。それについて、「18は妻の誕生日に由来することと、幼い頃の憧れだったポール・スコールズがつけた番号」という特別な思いを持っているようです。「マンチェスター・ユナイテッドでの18番は、期待と重責があることだ」とも述べています。
また、現在ヴィッセル神戸に在籍するアンドレス・イニエスタ選手もファンだと公言し、偶然にもスコールズが代表の時と同じ8番を背負うことも多く、スコールズ当人ともユニフォーム交換もしました。
(イニエスタの背番号については、以下の記事も参考にしてみてください)
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出典:Slope[スロープ]
空きがなかったために付けたのが22番
2011年、スコールズは1度目の引退をしコーチとしてクラブに残りました。しかしわずか半年で現役復帰を果たしました。その時はすでに18番の背番号を、アシュリー・ヤング選手が付けていたため、偶然空いていた22番を付けることになりました。スコールズ本人は、さほど背番号自体への強い執着やこだわりは持っていなかった様子です。
(C・ロナウドの背番号については、以下の記事も参考にしてみてください)
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