デ・ブライネの歴代背番号！7の理由〜プレースタイル・退団理由まで！

4歳からサッカーを始めたデ・ブライネは、幼少期から神童として注目されていました。ベルギー中のすべてのクラブが彼を欲しがったと言われるほどの能力の高さを持つ選手です。現代最高レベルの司令塔と称されるのは、どこからでも自在に両足から繰り出される精度の高いキック、アシスト力の高さが理由です。

ハーフスペースで受けてからの高速クロスは、デ・ブライネのお家芸とも言われています。このクロスのタイミングに一流のチームメイトは絶妙なタイミングで飛び込み得点へとつなげます。サッカーのチーム連携の面白さを見せ、ファンを魅了するのです。すべてをコンプリートした選手であり、ここまで弱点が見当たらない選手はみたことがないとまで言われています。

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ここからはクラブでの過去から現在までの背番号やそれぞれのシーズンでの活躍について紹介していきます。

ベルギーヘント生まれのデ・ブライネは、2003年からKAAヘントのユースチームからキャリアをスタートさせ、2005年KRCヘンクに移籍します。2008年17歳でトップチームに昇格し、2009年5月デビュー、2010年2月にプロ初ゴールを記録しました。ここでの背番号は14番です。

2012年1月母親の生まれ故郷であるイングランドのチェルシーに670万ポンドで移籍します。5年半契約で、最初の半年はレンタル移籍という形で元のKRCヘンクに所属し、2012年8月からはヴェルダー・ブレーメンにレンタル移籍しました。2013年7月チェルシー復帰するも、監督との相性などからなかなかレギュラーに定着できませんでした。

ここでは背番号15番でしたが、出場機会があまりなかったので、デ・ブライネの背番号15はあまり印象にはない番号です。注目の有力選手を他のチームが欲しがらない訳もなく、デ・ブライネは出場機会を求めて移籍します。

2012年8月にチェルシー所属のままヴェルダー・ブレーメンにレンタル移籍となります。ここでの背番号は6番です。そして持ち前の才能を発揮させ大活躍をみせました。

2014年1月VfLヴォルフスブルクに移籍します。ここでの背番号は14番。2014-2015シーズンはブンデスリーガ全34試合に出場すると、10得点20アシストを記録して、ヴォルフスブルクを2位に押し上げ、ドイツ年間最優秀選手にも選ばれました。

2015年8月イングランドのマンチェスター・シティに移籍します。移籍金はクラブの歴代最高額5500万ポンドです。背番号は17番、加入後すぐにスタメンに定着し活躍をみせます。現在は2023年までの契約となっていて、アシスト王やPFA年間んベストイレブンに選ばれるほどの活躍ぶりです。監督には「彼の存在をありがたく思う。特別な選手」と言わしめました。

こちらは、デブライネのキックの正確さや切れの良さがよくわかる動画です。一瞬のスキをついて、すごいスピードでゴールに突き刺さるシュートはさすがです。

（元イングランド代表ベッカムについては以下の記事も参考にしてみてください）

ここからは、ベルギー代表での背番号7を大会別に画像とともに紹介していきます。

デ・ブライネは代表歴も長く、U-18、U-19、U-21の各年代のベルギー代表に選ばれていて常連です。2010年、19歳1か月で親善試合のフィンランド代表戦でベルギーA代表デビューを果たしました。2012年10月12日のワールド杯予選、セルビア戦で代表初得点を挙げました。

2014年FIFAワールドカップでは大事な場面での同点弾アシストがさえわたり、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれています。ベルギーはこの大会は準々決勝で敗れてしまいましたが、延長戦での先制点や決勝点アシストなどさすがの活躍が目立ちました。

2016年EUROでは、ベルギーは4大会ぶり5回目出場。デ・ブライネは5試合に出場し、3アシストを決め準々決勝まで勝ち上がり、ベルギー8強入りに貢献しました。

ベルギー代表、2016年新アウェイユニホームです。ライトブルーのベースに胸に国旗色（黒×黄×赤）のパネルが配されています。ライトブルーはベルギー代表史上初めての採用でした。

2018年FIFAワールドカップの日本戦は後半49分の決勝点の起点になり、デブライネによって日本は夢打ち砕かれたロストフの悲劇と呼ばれた記憶に残っている試合です。決勝トーナメント準々決勝のブラジル戦で前半31分に決勝点となる2点目を挙げ、チームの勝利に貢献しました。3位決定戦でもゴールをアシストしチームの3位入賞に導きました。

2021年夏に延期されているEURO2020グループリーグで、同点ゴールアシストや決勝ゴールを挙げて勝利し、決勝トーナメント進出に貢献します。FIFA世界ランキング1位で臨んだベルギーでしたが、準々決勝イタリア戦1-2で敗れベスト8で大会を去りました。

こちらは、デ・ブライネのスーパープレー集の動画です。最高の司令塔と言われるデ・ブライネのゴール、アシストは、そのすごさで世界中のファンを魅了しています。

デ・ブライネのマンチェスター・シティ背番号17、ベルギー代表背番号7での数々の功績を紹介していきます。

背番号17は2015年から現在も所属するマンチェスター・シティでの背番号で、活躍するデ・ブライネの印象的な背番号になっています。それではクラブで獲得したタイトルから紹介していきます。

プレミアリーグはイングランドのプロサッカー1部リーグです。20チームによって争い、下位3クラブはEFLチャンピオンシップに降格します。マンチェスター・シティ所属、背番号17の時のタイトルで、2017-2018年シーズン、2018-2019年シーズン、2020-2021年シーズンと3シーズンに渡りタイトルを獲得しています。

EFLカップは、スポンサーシップによりカラバオ・カップとして知られるイングランドのサッカーリーグカップです。プレミアリーグとイングリッシュ・フットボールリーグの92クラブが参加し、優勝するとUEFAカンファレンスリーグへの出場権が与えられます。

これもマンチェスター・シティ所属、背番号17の時のタイトルです。2015-2016年、2017-2018年、2018-2019年、2019-2020年、2020-2021年シーズンの5回タイトルを獲得しています。

FAコミュニティ・シールドは、イングランドサッカー協会（FA）主催のスーパーカップです。プレミアリーグの優勝クラブとFAカップの優勝クラブによってシーズン開幕1週間前の週末に行われ、同一クラブが2冠の場合は、プレミアリーグ2位クラブと対戦します。

これもマンチェスター・シティ所属、背番号17の時のタイトルです。2018年、2019年の2回獲得しています。

FAカップは、1971年創設イングランドで行われるサッカーのカップ戦です。マンチェスター・シティ所属、背番号17の時のタイトルです。2018-2019年シーズンに獲得しました。

2015年マンチェスターシティにクラブ歴代最高額で移籍しました。背番号は17番で、加入後すぐにスタメン定着し、ゴール、アシストと期待通りの活躍をします。デ・ブライネは、PFA年間ベストイレブンに、2017-2018年、2019-2020年、2020-2021年シーズンの3回も選ばれました。

PFAベストイレブンは、イングランドでプレイする選手を対象に、プレミアリーグ、チャンピオンシップ、1部、2部から11名、計44名選出されます。PFA（プロフェッショナル・フットボーラーズ・アソシエーション）のメンバーによる投票によって決まります。

両足から繰り出されるキック精度、アシスト力は現代最高と言われるデ・ブライネは、2017-2018、2019-2020シーズンの2回、アシスト王の称号を貰っています。たった1歩分のスペースも見逃さずに振り抜かれたシュートや大砲のようなフリーキック、ハーフスペースからの高速クロスアシストは天才デ・ブライネならではです。

2017-2018シーズンはゴール数8、アシスト数16、2018-2019シーズンは怪我のため成績低迷となったものの、翌年2019-2020シーズンはゴール11、アシスト17で、ゴール数はキャリアハイ、アシスト数はプレミアリーグ歴代最多タイ記録をマークしました。

イングランドでのプレイの功績として、マンチェスター・シティ年間最優秀選手に2017-2018、2019-2020シーズンの2回、プレミアリーグ年間最優秀選手に2019-2020シーズン、PFA年間最優秀選手に2019-2020、2020-2021シーズンの2回、UEFAクラブ・フットボール・アワード最優秀MF賞に2019-2020シーズン、選ばれています。

欧州サッカー連盟（UEFA）公式サイト上での投票によるサッカーの賞、UEFAチーム・オブ・ザ・ｲﾔｰに2017年、2019年に選ばれています。投票者は11人の選手と監督を選び投票するのです。

2010年からベルギートップチーム代表となり背番号は変わらず7番です。それでは背番号7での功績を紹介していきます。

2018年ワールドカップでは、ベルギーを3位入賞代表チームメンバーで、背番号は7番。その立役者とも言えるデ・ブライネは、ファン投票によるロシアワールドカップドリームチームの11人に選ばれました。4万728票獲得し6位でした。

世界のプロサッカー選手による投票で決定されるFIFA FIFPro男子ワールドイレブンに、デ・ブライネは2020-2021年シーズン、初選出されました。クリスティアーノロナウド、リオネルメッシ、セルヒオラモスなど、名立たる超トップ選手の中での初選出でした。

（セルヒオラモスの背番号については以下の記事も参考にしてみてください）

エリート街道を突き進んでいるかのようなデ・ブライネですが、不遇の時代も怪我を負ったシーズンもありました。そんな紆余曲折がありながらも今の活躍をするに至るまでを、背番号とともに紹介します。

現代サッカー界で最も成功した監督の一人とも言われるジョセ・モウリーニョ。その監督と衝突した大物選手の一人がデ・ブライネです。デブライネはチェルシーで3試合しかリーグ戦に出られず、余力戦力とみなされ、ヴォルフスブルクに放出されました。そのため、彼のチェルシーでの背番号15番を目にする機会はほとんどなかったのです。

モウリーニョは練習での態度を叱責したと言いますが、デ・ブライネはそれを断固否定しました。デ・ブライネがチェルシーを退団した理由はこのようなことから試合に出ることができなかった為と言われています。何かしらの行き違いがあったとしても、才能あるデ・ブライネを退団させてしまったことは、チェルシーにとって大きな痛手となったのではないでしょうか。

幼少期からベルギーの至宝として注目され、17歳でプロデビューを果たしたデブライネはエリート街道を歩んでいました。途中、チェルシー時代に監督と合わずに試合に出ることがなかなかできず、その才能を発揮できずに過ごしたのです。しかし、屈することなく新天地マンチェスター・シティへ移籍し、背番号7番で大活躍をみせ続けています。

新型コロナウイルスにより、2021年夏に延期されたEURO2020では、デ・ブライネの活躍が期待されました。2018年ワールドカップ3位となった時とベルギー代表メンバーは大きく変わらず、赤い悪魔と言われたベルギーチームの戦力はそのまま、それ以上とも言われていたのです。

デ・ブライネは代表入りしてからずっと背番号7番です。29歳とサッカー選手として最も脂ののった時期のデ・ブライネの突き刺さるようなシュートやクロスアシストをファンは楽しみにしていました。赤い悪魔の背番号7番は予想を裏切らない活躍をみせましたが、チームは惜しくもベスト8で敗退に終わっています。

フットボーラーなら最高の名誉である「バロンドール」受賞、そのビックタイトルに近いと言われるデ・ブライネは数々のタイトルを獲得しています。ベルギー代表デ・ブライネといえば背番号7番。持ち前のフィジカルと正確なキックとともにその背番号は印象強いものになっています。ビックタイトル受賞でさらに脳裏に背番号7番は焼き付くのではないでしょうか。

（バロンドール受賞選手カカについては以下の記事も参考にしてみてください）

ここからはデ・ブライネの背番号付きユニホームを紹介していきます。トップチームや、赤い悪魔と言われるベルギー代表ユニホームの購入を考えている人は是非ご覧ください。

2019-2020年シーズンの、マンチェスター・シティの背番号17のユニホームです。タイトルを獲得し個人でも最優秀選手賞に選ばれ、飛躍のシーズンのユニホームです。

プーマのマンチェスター・シティホームレプリカユニホーム半そでです。ファンが喜ぶマンチェスター・シティオフィシャルマーキング入り、2020-2021シーズンモデルです。

マンチェスター・シティアウェイの2020-2021シーズンモデルのユニホームです。サッカークラブに多大なる影響を与えてきた街のモザイクストリートアートからインスピレーションを得たデザインが特徴となっています。

アディダスのベルギー代表2020年ホーム半そでユニホームです。赤い悪魔と言われるベルギー代表のデブライネ背番号7番入りです。

ここからは、その他の選手の背番号についてのこだわりや愛着などのエピソードを紹介していきます。

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神童といわれたデ・ブライネは、正確で強烈な大砲のようなキックを武器に得点、アシストと勝利に貢献し、今や現在最高のMFといわれています。その確かな技術で活躍し人気を集めるデ・ブライネの背番号17・7での活躍に今後も注目です。