【画像多数】松田聖子の髪型『聖子ちゃんカット』特集！現代風のオーダー＆セットも解説！

後ろの長さは、作品によって少しずつ変わります。現代の松田聖子がしていた聖子ちゃんカットや、昔の『青い珊瑚礁』『チェリーブラッサム』などのジャケット写真のような髪型にするなら、肩につかないくらいの長さにすると良いでしょう。『白いパラソル』や『夏の扉』の場合は、ちょうど肩に付く程度です。

なお、カットする際には、セットで内巻きにしたいことを伝えて長さを調整しましょう。自然に内側に巻くようにしてもらえると、セットが楽になります。

ここからは、聖子ちゃんカットの作り方を見ていきます。こちらの動画では、アイロンを使用したサイドの髪の巻き方がわかりやすく解説されているので、参考にしてください。

▼セット・スタイリングの手順

①サイドの髪を上、中、下の3ブロックにわける
②アイロンを縦に持ち、一番下から外向きに巻いていく
③毛先まで巻き、しっかり形をつける
④後ろの髪を内側に巻く
⑤前髪を内側に巻く
⑥スタイリング剤で整える

より本物の聖子ちゃんカットに近づけるためには、サイドの髪だけでなく前髪や後ろの髪も巻くのがポイントです。

松田聖子は、1981年の年末に聖子ちゃんカットをバッサリ切ってしまいました。翌年発売された『赤いスイートピー』からしばらくの間は、ショートの髪型がしばらく続きます。松田聖子の歴史のなかでは、聖子ちゃんカットの時代は意外と短いのです。

その後は、髪を巻かないボブスタイルや、ソバージュなどにも挑戦したほか、ウィッグやカツラを使ったスタイルも披露しました。さらに90年代以降は前髪なしのロングの髪型が多くなり、2020年以降も同じような傾向が続いています。

ここからは、聖子ちゃんカット以外の松田聖子の髪型を見ていきます。懐かしいものから最新のヘアスタイルまで、切り方やセットのやり方なども含めて紹介するので、チェックしてください。

（ショートやボブが人気の宮沢りえの髪型については以下の記事も参考にしてみてください）

▼美容院での失敗しない頼み方

こちらは、ショートにしたばかりの頃の松田聖子です。後ろは襟足ぎりぎりの長さで、サイドは耳が隠れるくらいの長さにしています。トップはパーマをかけてふんわりさせつつ、後ろに流しましょう。前髪も同じくパーマをかけて、目にかかるくらいの長さにします。

▼セット・スタイリングの手順

①髪全体を濡らす
②トップの髪を根元から乾かす
③トップの髪をもみながら乾かす
④全体を乾かす
⑤スタイリング剤をつけて整える

▼美容院での失敗しない頼み方

こちらもショートカットの松田聖子ですが、サイドが後ろに流れていて、聖子ちゃんカットに近いスタイリングです。後ろは襟足くらいの長さでカットし、サイドは耳が半分くらい隠れる長さにしましょう。顔の周りにレイヤーを入れて、外巻きのリバースカールにします。前髪は厚めに作り、巻いた状態で目にちょうどかかる長さにしましょう。

▼セット・スタイリングの手順

①サイドの髪をブロッキングする
②サイドの髪をアイロンを縦に持って外巻きにしていく
③前髪を巻く
④スタイリング剤で整える

▼美容院での失敗しない頼み方

こちらは、1983年に発売されたアルバム『canary』のジャケットです。左右どちらかに分け目を寄せて、全体の長さを顎よりも少し下、肩につかないくらいにします。サイドは耳がちょうど隠れるくらいの長さで、レイヤーを入れましょう。聖子ちゃんカットほどくるくるではないですが、後ろに流してセットします。

前髪は多めにとりますが、おでこが少し見えるように漉いて、目と眉毛の間の長さにします。カラーは黒です。

▼セット・スタイリングの手順

①髪を濡らす
②サイドの髪を上下に分ける
③サイドの下部分と後ろの髪をまっすぐアイロンで伸ばす
④サイドの上部分の髪を後ろに流す
⑤前髪をセットする

▼美容院での失敗しない頼み方

13枚目のシングル『天国のキッス』のときの髪型です。巻き髪が主流だった当時としては珍しいストレートヘアを披露し、多くの男性ファンを魅了しました。

全体は肩につかないくらいのボブで、現代ではロブとも呼ばれる長さです。顔の横では耳の下くらいの長さですが、そこから後ろに行くにつれて長くなるように段が入っています。前髪は目よりも少し上くらいで、多めに作りましょう。カラーは黒か、ダークブラウンです。ハーフアップにまとめて、もみあげのおくれ毛を出すと、この画像のヘアスタイルになります。

▼セット・スタイリングの手順

①耳より上の髪を、3段にわける
②それぞれ後ろでとめてリボンをつける
③残った下の髪はまっすぐにアイロンでセットする
④前髪を前に下ろしてセットする