ボディメイク

ラリースコット特集!生い立ち~筋トレ・食事、私生活、画像集まで紹介!

2020年09月06日

Mr.オリンピア初代優勝者として今もなお有名なラリースコット。彼の身長や体重などの基本情報から初代オリンピアに輝いた筋肉トレーニング法・食事メニュー、日本と関連の多い私生活や現在の状態、筋肉美の画像集までを一挙に紹介します。

『ラリースコット』とは

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生年月日1938年10月12日
出身地アメリカ合衆国アイダホ州ブラックフット
身長170cm
体重93kg

ラリースコットといえば、年に一度プロフェッショナルのボディビルダーが集まる大会、Mr.オリンピアの初代優勝者です。彼の肉体を見て会場がどよめいたと言われているほど、衝撃的な肉体美を持っていました。当時も今もボディビルダーの鑑となり、彼を目指してボディビルダーになる人は多くいます。

ラリースコットが当時から現在に至るまで「ボディビルの神」と呼ばれるまでにはどういった生い立ちが隠されていたのか見ていきましょう。

ラリースコットの生い立ち

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ラリースコットが有名なボディビルダーになるまでにはどのような背景があったのでしょうか。

幼少期はスポーツ少年だった

幼いころから体を動かすことが好きだったラリースコットは、さまざまなスポーツをしていました。スポーツのなかでも特に好きだったのがアメリカンフットボールです。高校生になったとき、アメリカンフットボール部に入部しようとしましたが、当時の彼は細身の体型だったため断られてしまいます。

しかし、どうしても部活は運動系が良かったため、細身の自分でも入れるものはないかと模索しているときに体操に出会います。体操の楽しさを見出した彼はメキメキと成長し、州の代表として大会に出場するまでとなっていました。

拾った雑誌によって転機が訪れる

ラリースコットがボディビルダーを目指すキッカケは意外なものでした。17歳になった彼がいつものように街を歩いているとき、ごみ捨て場に捨てられていた一冊の雑誌が目につきました。その雑誌はボディビルについて書かれており、当時細い体型に劣等感を持っていた彼はボディビルにのめり込んでいきます。

その雑誌には、筋肉の部位の説明からどういうふうにすればどこの筋肉にアプローチできるのかが事細やかに書かれていました。ここからラリースコットのボディビル世界一への筋肉増強ライフがスタートします。

ラリースコットの大会成績

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ラリースコットがタイトルを獲得した大会です。

1959年:Mr.Idaho
1962年:Mr.America
1964年:Mr.Universe
1965年:Mr.Olympia
1966年:Mr.Olympia

彼が21歳のときに何気なく初出場したMr.Idaho大会で優勝します。そのあとも刻むようにあらゆる大会を総なめします。そしてついには世界最高峰の舞台と呼ばれるMr.Olympiaで2連覇を成し遂げたことからラリースコットがいかにすごかったかがよくわかります。

ラリースコットの筋トレについて

Mr.オリンピアを制覇したラリースコットの筋肉はどうやってつくられたのでしょうか。種目、セット数、重さ、時間やメニュー例などを見ていきましょう。

種目数・セット数・重量

上肢、下肢、体幹に分けて、一つの部位あたりに4種目それぞれ10回×10セットずつ行います。

重量は低負荷を選ぶようにして、その分セット数を増やすようにしていました。効かせたい部分によりアプローチするために重量は重くないものを選ぶのがポイントです。

(筋トレのセット数・回数の最適解については以下の記事も参考にしてみてください)

トレーニング時間

一回あたりの筋トレは2時間。

停滞しないようにトレーニングメニューは変更する

マンネリ化を防ぐために2ヶ月に一度は筋トレメニューを変更するようにしていました。種目内容のみ変えて、セット数や低負荷という部分は同じです。

肩トレーニング例

・ダンベルショルダープレス
・アップライトロー
・リアレイズ
・サイドレイズ

胸トレーニング例

・ダンベルプレス
・ダンベルプルオーバー
・バーベルベンチプレス
・プッシュアップ

背中トレーニング例

・ダンベルデッドリフト
・シュラッグ
・チンニング
・バックエクステンション

腕トレーニング例

・ダンベルカール
・リストカール
・トライセプスキックバック
・ノーマルプッシュアップ

下肢トレーニング例

・レッグデッドリフト
・レッグランジ
・スクワット

ラリースコットの食事・栄養摂取について

彼のボディビルダーとしての食事メニューはとても厳しいものだったといいます。毎日ミルクを三食欠かさず飲むことと、たんぱく質メインの食事をこころがけて摂取するようにしていました。また、合間に小腹が空いたときは、ラリースコットのお気に入りのチョコチップクッキーを食べていたようです。

彼はあまり料理をするタイプではなかったため、ほぼ同じような食事メニューが並んでいました。そのため栄養の偏りがあったので、必ずビタミン剤やサプリも食事と並行して摂取しています。

では実際のメニュー例を見てみましょう。

たまご:3個
ベーコン:5枚
ミルク:200ml
プロテイン飲料:800ml

たまご:4個
ミルク:2L
バナナ:1本

ミルク:300ml
野菜:200g
レバー:300g

ラリースコットのステロイド使用疑惑

今ではステロイドは使用厳禁とされていますが、ラリースコットが現役で大会制覇していた時代はステロイドは使っても問題ありませんでした。むしろ、彼が活躍していた時代はオリンピック選手も当然のごとく使用していたため、もちろん彼もステロイドを使用していました。

今と昔ではステロイドの概念が違うとはいっても、当時のスポーツ選手はドリンク感覚で使っていたというから驚きですよね。

ラリースコットの私生活について

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ボディビルが好きな人であればラリースコットのボディビルダーとしての一面は多くの人がよく知っているでしょう。一方でプライベートでは多くの趣味を持ち合わせていたり、親日家としての側面などを持っています。そんなラリースコットの私生活について紹介していきます。

日本人と結婚

ラリースコットはMr.オリンピアを2連覇した年に日本人女性と結婚します。妻が日本人ということもあり、大の親日家でたびたび家族で日本旅行をしたり、彼自身もわずかながら日本語が話せたためインタビューでも披露していました。

妻の影響はそれだけでなく、彼が一流のボディビルダーとしていられたのも妻の献身的な精神面や食事面の支えがとても大きかったと言います。

趣味

サーフィンやビリヤードが好きだったと公表していますが、ボディビルが忙しいこともあり、趣味に割く時間があまりなかったためそこまで打ち込めませんでした。しかし、筋トレをしながらでも音楽は聴けたため、よくクラシック・ジャズ系の曲を気に入って聴いていました。

モルモン教徒

親が熱心なモルモン教徒であったため、ラリースコット自身も生涯モルモン教徒でした。

彼が結婚をしたと同時にボディビル大会から一線を引いたのもモルモン教徒の「家庭を大切にするべき」という教えからだったと述べています。

2014年、75歳で死去

ボディビルダーを引退後は経営面でボディビルと関わってきました。余生は家族と暮らし、75歳で亡くなります。ボディビルの大物が亡くなったことで世界中に多くの悲しみをもたらしました。

ラリースコットの筋肉を拝める画像集!

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ラリースコットの筋肉を目指してみよう

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彼がボディビルを目指したときは細身の体型だったこともあり、周りの友人からは「おまえになれるわけない」と言われたといいます。ですが、彼はボディビルのコンテストで優勝すると決め、そこから時間を惜しまず一心不乱に筋肉トレーニングに励みました。そんな彼のような精神力や肉体に近づけるよう頑張りましょう。