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バランスボールの選び方!身長別のサイズなど初心者でも失敗しない秘訣を解説!

2021年03月17日

バランスボールには様々な大きさがあり、サイズ選びに迷う方もいるでしょう。合わないサイズを選ぶと間違った使い方になることがあり、エクササイズの効果が半減したりケガの原因になったりします。そこで正しいサイズの選び方とメーカーごとのおすすめ商品などを紹介します。

【監修】パーソナルトレーナー Riku

法政大学スポーツ健康学部出身。パーソナルトレーナー兼ミラーフイットコンテンツディレクター。2021年6月にパーソナルトレーニングジム『SPICE GYM』を中目黒・恵比寿エリアにて開業予定。
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バランスボールの選び方

バランスボールの選び方については何点かポイントがあります。基本的にバランスボールは小さいサイズの方がバランスを取るのが難しいため、その分体幹の筋肉を使うので負荷が高くなります。そのため一見小さいほうが良いように思えますがそうではありません。

バランスボールは正しい使い方でフォームをきちんととることが重要です。間違った選び方をして自分の体に合わないサイズのものだと、特に初心者の方の場合は思わぬケガや事故の原因になってしまいます。ここでは正しいバランスボールの選び方を詳しく解説します。

(バランスボールのサイズについては以下の記事も参考にしてみてください。)

身長に合わせてサイズを選ぶ

バランスボールをこれから購入する方で、特に初心者の方は選び方に迷うかと思います。まず重要なのは、自分の身長に合わせた選び方です。自分の体に合わないサイズでエクササイズをすると効果が出にくいことがあり、またケガの原因にもなります。では身長とそれに合わせたサイズの選び方を解説します。

身長150cm以下なら45cm

身長が150㎝以下の小柄な方や女性、子供は45㎝くらいのサイズがおすすめです。45㎝のバランスボールはかなり小さめのサイズといえます。

男性や大柄な方がこのサイズのバランスボールを使うと、バランスをとるのが難しく難易度はかなり高くなります。特に初心者の方にはこの選び方はおすすめしません。しっかり自分の体に合った大きさのバランスボールを選びましょう。

(45㎝サイズのバランスボールについては以下の記事も参考にしてみてください。)

身長150cm~160cmなら55cm

身長150㎝~160㎝の方には55㎝サイズのバランスボールがおすすめです。多くの女性に、55㎝の大きさを選んでもらって間違いないと言えます。

小さいサイズのバランスボールは比較的安く売られており、よく売れる大きさのためなんとなく選んでしまいがちです。対応身長の幅が大きく書かれていることもありますが、高身長の方や男性には少し小さい場合があるので注意してください。

バランスボールのエクササイズは正しいフォームをとることが重要です。特に初心者の方は小さめのものは避けてしっかり自分に合ったサイズを選びましょう。とりあえず人気商品を買うという選び方には要注意です。


(55㎝サイズのバランスボールについては以下の記事も参考にしてみてください。)

身長165~185cmなら65cm

身長165~185cmの方には65cmサイズのバランスボールがおすすめです。ほとんどの男性に、65㎝くらいの大きさが合うと言えます。

身長が160㎝前後でも男性の場合は一般的に筋肉量が多いので55㎝だと不安定に感じるかもしれません。また体重のある方の場合も少し大きめの方が安定感がありますので、その場合は65㎝のサイズを選んでおくと無難です。

(65㎝サイズのバランスボールについては以下の記事も参考にしてみてください。)

身長185cm以上なら75cm

身長が185㎝以上の大柄な方には、75㎝のバランスボールがおすすめです。75㎝のバランスボールはかなり大きめのサイズと言えます。

180㎝前後の方でも体重のある方には75㎝の方が安定感があるので大きめでも良いでしょう。ただ、この大きさになると小柄な方やお子さんが使うのは避けてください。しっかりと足がつかず危険なので注意しましょう。

安全性もしっかりチェックしておこう

バランスボールの選び方で次に重要なのが安全性です。バランスボールを使ったエクササイズは全体重をボールにあずけるものもあるので安全性は重要です。しっかりチェックしましょう。では安全性を重視した選び方について詳しく解説します。

耐荷重

まず重要なのは耐荷重です。もちろん、自分の体重より大きければOKというわけではありません。バランスボールのエクササイズは全体重をかけて乗ったり、はずんだりします。それを何度も繰り返すわけなので十分な耐荷重が必要です。

信頼できるメーカーのバランスボールには商品説明の欄に耐荷重が必ず明記されています。多くの場合、300㎏~500㎏くらいが目安です。たまに耐荷重の明記がされていない商品を見かけますが、そういったメーカーのものは信頼性に欠けるので購入を避けるのが無難です。

ノンバースト(アンチバースト)タイプ

そして次にチェックしたい項目が、ノンバーストあるいはアンチバーストタイプのバランスボールです。ノンバーストタイプのバランスボールとは、二重構造になっていたり、微細発砲加工がされたゴムを使用していたりと、万が一破損しても破裂せずゆっくり空気が抜けるように作られています。

メーカーによって構造が異なり、強度も違います。ナイフで刺しても破裂しないと記載されているものもあり、かなりノンバーストに力を入れているメーカーもあります。商品説明がしっかり記載されているメーカーは信頼度が高いです。その点も選び方としてチェックすると良いでしょう。

あると便利!付属品もチェック

バランスボールには付属品を付けてくれている商品も様々あります。中にはとても便利な付属品を付けてくれているメーカーがあるので付属品重視の選び方も良いでしょう。付属品があると届いたその日にエクササイズが始められるのでとても便利です。是非チェックしてみてください。

DVDやトレーニングマニュアル

初めてバランスボールを使うという初心者の方は、何から始めたら良いかわからないということがよくあります。そういった時、DVDやトレーニングマニュアルが付属品としてついてくると、届いてすぐに始められるのでとても助かります。

だいたいの有名メーカーのバランスボールには運動マニュアルがついているものがほとんどです。信頼できるメーカーのマニュアルなら、内容も安心して取り組めます。

空気入れ

バランスボールを使用する際、空気入れは必須となります。ご自宅にない場合は別に用意しなければいけません。ですが、付属品としてついているととても助かります。場合によってはご自宅にある自転車用の空気入れや、100均のものも使える場合がありますので、購入前に確認してみてください。

また空気量は多すぎると破損の原因になることがありますし、少なすぎても使用しづらくなります。空気量の目安はだいたい8割程度が良いとされています。軽く弾む程度が目安です。

(バランスボールの空気の入れ方については以下の記事も参考にしてみてください。)

持ち手やボールホルダー

バランスボールに持ち手がついているものや、ボールホルダーがついているものもおすすめです。持ち手付きのバランスボールは、つかまって体を支えることができます。バランスの取りにくいお子さんや高齢者の方に人気です。

また、ボールホルダーと言ってリング状のホルダーの上にバランスボールを置いて転がらないようにするアイテムもあります。こちらは転がりやグラつきを軽減するめ、椅子代わりにバランスボールを使う方に便利です。

(バランスボールを椅子代わりに使うことについては以下の記事も参考にしてみてください。)

バランスボールの人気メーカーで選ぶ

実際どのメーカーを選んだら良いのか、一から探すのはなかなか大変です。インターネットでもたくさんの商品があるので選べないという方もたくさんいます。そんな時は、人気で信頼性が高いメーカーから選ぶという選び方もおすすめです。人気メーカーとその商品も合わせて紹介します。

ALINCO

ALINCOはフィットネス商品のみならず、建設機材や住宅機器などを扱う企業です。ですから、その安全性に定評があります。フィットネス用品もマシンからエクササイズ製品までさまざまな商品を扱っています。安全面を重視した選び方ならアルインコはおすすめです。nn耐荷重は300㎏で、もちろんノンバーストタイプです。大きさは30cm、55cm、65cm、75cmから選べます。エアーポンプと運動マニュアルが付属品としてついてくるので、商品が到着したその日にエクササイズを始められます。

サイズ65㎝
耐荷重300㎏
ノンバースト
付属品ポンプ、マニュアル
カラーホワイト

VIVORA

VIVORAのバランスボールはとてもおしゃれで、インテリアに馴染むデザインが人気です。こちらはLuno(ルーノ)のChenille(シェニール)で素材はファブリック生地です。他にLeatherette(レザーレット)というフェイクレザーのタイプもあります。またNiko(ニコ)という子供向けの動物の形をしたかわいいデザインもあります。nn基本的にバランスボールは出しっぱなしになることが多いです。価格は高めですが、フィットネスボールとしてだけではなく、インテリアとして部屋に置くという発想は今までになかったものです。エクササイズはもちろん、椅子として、オットマンとして多彩な使い方ができます。n

サイズ65㎝
耐荷重120㎏
ノンバースト記載なし
付属品ポンプ、止め栓×2、栓抜き、ストロー
カラーチャコールグレー・ベージュ・ブルー

La-VIE

La-VIEはバランスボールの他にもフォームローラーやマッサージボール、トランポリンなど様々なフィットネス用品を扱うメーカーです。専門メーカーだけあり信頼性も高いです。nn耐荷重は200㎏、もちろんノンバーストタイプで、カラーは6色から選べます。大きさは55㎝、65㎝、75㎝の三種類あるので、自分の身長に合わせて選んでください。また付属品としてフットポンプ、紙メジャー、運動パターン解説がついてくるので届いてすぐエクササイズが始められ便利です。

サイズ55㎝
耐荷重200㎏
ノンバースト
付属品ポンプ、メジャー
カラーアクア・イエロー・ピンク・ライム・ライトブルー・コルベット

ギムニク

ギムニクのバランスボールで売れ筋ナンバーワンは、23㎝の小さなバランスボールです。通常の大きさのバランスボールとは使い方が異なりますが、そのトレーニング方法は20種類以上あります。公式サイトでは、両手ではさんでつぶす胸筋のトレーニングや、膝にはさんで腹筋や太もものトレーニングなどが紹介されています。nn材質はノンフタル酸塩化ビニール、耐荷重は100㎏です。カラーは4色から選べます。ポンプは別売りですのでご注意ください。n

サイズ23㎝
耐荷重100㎏
ノンバースト
付属品マニュアル
カラー青・赤・黄・緑

トレーニングで使うなら半円タイプもおすすめ

半円タイプのバランスボールもおすすめです。「BOSU」というトレーニングアイテムもおすすめです。半分がバランスボールで半分がボードになっています。安定性が高いため、身体に障害がある方や高齢者も使用することができ人気です。

普通のバランスボールと違って、半球なので床に置いても安定します。その上に立ってバランスをとったり、スクワットやウォーキングをしたりするというアイテムです。普通にトレーニングするよりも格段に運動量が高くなるので、体力や筋力アップに役立ちます。他にも使い方はさまざまあります。

(BOSUの使い方については以下の記事も参考にしてみてください。)

100均やドンキホーテのバランスボールも優秀!

バランスボールは100均やドン・キホーテでも購入できます。初心者の方には初めは安いもので試してみるという選び方もあります。

確かに安全性や性能は有名メーカーの方が信頼性が高いのは確かです。ですが、今は安いものでも種類が豊富で使用感の良いものもたくさんあります。試してみて続けられそうだと思ったら、改めて有名メーカーの商品を購入するという選び方もおすすめです。

(100均のバランスボールについては以下の記事も参考にしてみてください。)

その他、バランスボールに関する記事もチェック!

当サイトではバランスボールに関する記事を数多く掲載しています。以下の記事もおすすめですので、是非参考にしてください。

バランボールプランクで確実に効果を上げる

腹筋のトレーニングにプランクを取り入れている方は多いです。普通のプランクよりもバランスボールプランクは負荷が高くなり、バランスを取りながらのエクササイズになるのでより体幹に効くのでおすすめです。

バランスボールで骨盤矯正

バランスボールの魅力は乗っているだけでも骨盤矯正してくれるところです。更に効果的な使い方を多数紹介していますので、是非参考にしてください。

バランスボール×有酸素運動で激やせ

バランス運動は腹筋などの筋トレだけではありません。ダイエットに効果的な有酸素運動もできます。以下の記事では短期間でも効果のある有酸素運動が紹介されていますので参考にしてください。

効果抜群!バランスボールでストレッチ

ダイエットにはストレッチも欠かせません。凝り固まった筋肉をほぐして、疲れをためないしなやかな体を目指しましょう。以下の記事には固まりやすい背中・股関節・肩・腰などに効果的な使い方を部位別に詳しく解説しています。

腰痛改善にもバランスボールが効く!

腰痛は老若男女問わずとても多い悩みのひとつです。デスクワークや過労による慢性疼痛は病院でも原因がわからないものも多く、現代人の悩みの種です。そういった慢性疼痛はならないように、あるいは悪化しないようにセルフケアすることが大切です。

自分に合ったバランスボールを選ぼう

今回は正しいバランスボールの選び方について紹介しました。どんなトレーニングアイテムも自分に合ったものを使うことは大切です。安全性やデザインなど、自分の納得いくものをよく検討して選びましょう。ぜひ、参考にして楽しいエクササイズをしてください。