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ボディビルダー『片川淳』を特集!死因は心筋梗塞?生い立ち〜筋トレ&食事についても

2021年04月23日

ボディビルダーの片川淳がトレーニング中に62歳の若さで死去しました。片川淳は遅咲きにも関わらず数々の大会で優勝&入賞を果たした偉大なボディビルダーでした。今回は死因、生い立ち・経歴、筋トレ法、食事、筋肉の画像などボディビルダー片川淳について紹介していきます。

片川淳の身長・体重などのプロフィール

出典:http://blog.livedoor.jp/watanabe_dojo/archives/51328492.html
名前片川淳(かたがわ じゅん)
身長171cm
体重171cm
職業ボディビルダー、さんにん塾の経営者
学歴徳山高校→立命館大
SNSブログ

片川淳は数々の大会で優勝、入賞を果たした偉大な元ボディビルダーです。還暦を迎えてからもボディビルダーとして活躍していましたが、2020年4月27日に62歳の若さで死去し、関係者に大きな衝撃を与えました。今回は片川淳の死因から生前の活躍まで詳しく紹介していきます。

片川淳の死因は心筋梗塞?

2020年4月27日に63歳の若さで亡くなりましたが、死因はなんだったのでしょうか。ここからは片川淳の死因について紹介していきます。

死因は心筋梗塞

片川淳の死因とは心筋梗塞です。亡くなった日、片川淳はジムで脚を鍛えていました。レッグプレスを終えてからプレートを片付けているときのこと、急に苦しみだし、近くにあったレッグカールのマシンのベンチ部分にうつ伏せに倒れます。

片川淳のうめき声を聞いた人たちがすぐに救急車を呼びましたが、救急車に乗ってからすぐに息を引きとりました。

ステロイドの使用が原因ではない

心筋梗塞を発症した原因については不明です。片川淳が亡くなった時期はコロナウィルスによる感染症が世界的に流行っていましたが、コロナの可能性は関係者が否定しています。

一部からステロイドの使用が原因ではないかという声が挙がっていますが、片川淳はステロイドを嫌い、サプリを使用する際にも最新の注意を払い、さらに抜き打ちの尿検査で引っかかったことがないので、その可能性はなさそうです。

片川淳の生い立ち・経歴

片川淳は異色の経歴の持ち主です。どんな経歴なのでしょうか。ここからは片川淳の生い立ち・経歴について見ていきましょう。

40歳のときにデビュー

片川淳は1957年に石舟温泉や湯野温泉で知られる山口県の旧新南陽市(現周南市)で誕生しました。徳山高校を卒業後は立命館大に入学しています。在学中は塾の講師や家庭教師のアルバイトをしていたそうです。卒業後も家庭教師を続け、生計を立てていましたが、30代でスポーツに目覚め、トライアスロン、マラソン、陸上に挑戦します。

スポーツのために筋トレをして鍛えているうちにボディビルに惹かれ、40歳のときにボディビルダーとしてデビューを果たしました。

45歳のときに優勝

45歳のときに日本マスターズボディビル選手権とアジア・マスターズボディビル選手権で見事優勝を果たし、デビューから5年目で早くも結果を残しています。この優勝に対して、山口県のスポーツの発展に大いに貢献したとして、山口県体育協会から体育賞を贈呈されました。

その後も片川淳の勢いは衰えることなく、ジャパンオープンで優勝、ミスター日本でファイナリスト入り、日本クラシックで優勝など好成績を残しています。還暦を迎えても現役を続行し、2019年には日本ボディビル選手権に出場するなど2020年に亡くなるまでボディビルダーとして精力的に活動しました。

「さんにん塾」を経営

片川淳は塾の講師や家庭教師のアルバイトをした経験を活かし、学習塾である「さんにん塾」の経営もしていました。さんにん塾は1987年に友人と共に山口県光市に立ち上げた塾で、個別指導で小学生には算数、中高生には数学を教えています。塾の評判ですが、授業の質が高いにも関わらず、料金が安いと大好評です。

経営者である片川淳は亡くなりましたが、現在もさんにん塾は運営しているようで、新しい塾生を募集しています。

片川淳の筋トレについて

片川淳のトレーニングに関する情報は動画とブログで紹介しています。ここからは片川淳の肉体美を作っていた筋トレについて見ていきましょう。

ジムでのメニュー

動画ではワイドスタンススクワット→レッグプレス→インクラインベンチプレス(ダンベル)→シュラッグ→ワンハンドローイングというメニューのトレーニングを披露しています。

(ワンハンドローイングについては以下の記事も参考にしてみてください)

アブ&カーフの日

アブは以下のメニューです。

アブクランチマシン→逆さ吊りシットアップ→レッグレイズ→サイドベント→プルオーバーのスーパーセット×4セット、そのあとにアブクランチマシン→サイドベント→プルオーバー×3セットです。

カーフは以下のメニューです。

・スミスマシンカーフレイズ→アップ~高重量、
・レッグプレスマシーン→中重量~高重量~中重量、
・カーフレイズマシン→中重量で高レップ

(レッグレイズについては以下の記事も参考にしてみてください)

胸の日

胸のトレーニングの日は以下のメニューです。

・チェストプレスマシン→アップ~超重量(補助付き)
・インクラインチェストプレス→超高重量~ダウンセット(補助付き)
・ディップスマシン(ボトムポジションのパーシャル)→高重量
・ダンベルプルオーバー→中重量

(ダンベルプルオーバーについては以下の記事も参考にしてみてください)

脚の日

脚のトレーニングの日は以下のメニューです。

・レッグエクステンション
・セーフティスクワット
・レッグプレス
・ダンベルスクワット渡部ミノルバージョン
・シシースクワット

(シシースクワットについては以下の記事も参考にしてみてください)

肩の日

肩のトレーニングの日のメニューは以下の通りです。

・ゲーブルアップライトローイング→アップがてら低重量~高重量
・ショルダープレスマシン→高重量
・ラテラルレイズマシン→中重量
・ダンベルサイドラテラル→中重量~低重量
・ダンベルフロントラテラル→低重量

背中の日

背中のトレーニングの日は以下のメニューです。

・ラットマシン→パラレルグリップで、高重量でパーシャル、中重量でフル
・胸を固定するタイプのローイングマシン→高重量でフル
・ツーハンド・ダンベルローイング→中重量でフル
・三角筋リアをダンベルリアレイズ

(ローイングマシンについては以下の記事も参考にしてみてください)

片川淳の食事について

筋肉を成長させるためには筋トレだけでなく材料となる食事とサプリが重要です。片川淳はどのような食事とサプリを摂取していたのでしょうか。ここからは片川淳の食事とサプリについて紹介していきます。

缶詰を愛用

ブログにはサバの水煮、ツナ缶、鮭の中骨の水煮など缶詰をよく食べたことを記しています。特に鮭の中骨の水煮はカロリーが低く、たんぱく質が豊富なため、絶賛していました。缶詰は筋肉の材料となるたんぱく質が豊富ですし、何よりも旅先でも手軽に食べることができて便利です。片川淳は移動が多かったですが、缶詰にかなり助けられていました。

牛肉が大好物

片川淳は牛肉が大好物で、日焼けをしたあとにステーキハウスでリブロース1ポンドを食べたというブログの記事や、すき家の牛丼1.5盛りを食べたというブログの記事がありました。牛肉は筋肉を作るためのたんぱく質が豊富ですが、片川淳の肉体美は牛肉によって作られていと言えます。

武居製麺のラーメンとパスタが好物

片川淳はトレーニング場である下松トレーニングジムの会長が経営している武居製麺のラーメンとパスタもよく食べていました。ブログにはパスタにポッカレモンとネギをまぶしたものをよく作って食べていたとあります。

トレーニングと筋肉づくりのためのエネルギー源には炭水化物が必要ですが、片川淳にとって武居製麵のラーメンとパスタがトレーニングと筋肉づくりのエネルギー源でした。

ゴールデンタイムプロテインがよき相棒

気になる片川淳の愛用のサプリですが、ブログにはグリコのゴールデンタイムプロテイン、ケンタイのCFMプロテイン、HMBを愛用しているという記載がありました。特にゴールデンタイムプロテインを絶賛しており、よき相棒になっていました。

片川淳のプライベート情報

片川淳のプライベートはどのようなものだったのでしょうか。ここからは片川淳のプライベート情報についてご覧ください。

娘さんがいる?

片川淳は家族に関する情報については公開していませんが、片川淳が亡くなった際に某掲示板で片川淳の娘と名乗る方が書き込んでいました。本物かどうかわかりませんが、もしかしたら娘さんがいるのかもしれません。

ロックが好き

ブログにはイギリスのロックバンドであるピンクフロイドを聴きながらお酒を飲んだとあります。また布袋寅泰の「SAMURAI」をアジア・マスターズボディビル選手権の登場曲に使用しており、片川淳は音楽ではロックが好きでした。

新渡戸稲造の「武士道」を読む

ブログには新渡戸稲造の「武士道」、百田尚樹の「永遠の0」を読んだという記事があり、また布袋寅泰の「SAMURAI」を登場曲に使用しており、山口県出身らしく愛国心が強いです。「侍Blade」というあだ名を名付けられていましたが、片川淳にぴったり合っています。

お酒が好き

お酒が好きで、スコッチ、ウィスキー、ビールをよく飲んでいました。その中でも特にスコッチが好きで、サントリーシングルモルト「山崎」は本場スコットランドのスコッチよりお気に入りだとブログで絶賛しています。

ドライブも趣味

片川淳の愛車は車だとホンダ・フォルツァ、バイクだとホンダCB1100(type ABS)です。ドライブするのが好きで、ブログには気晴らしのためによくドライブをしていたことを記しています。

片川淳の筋肉を拝める画像集!

片川淳の肉体美はまるで彫刻です。ここからはそんな片川淳の筋肉が拝める画像集を紹介していきます。

Tシャツ姿でもばっちり

出典:https://eikon198939.tumblr.com/

2005年にJBBFミスター山口にゲスト出演したときの写真です。筋肉が付いているのでTシャツ姿でもばっちり決まっています。

大迫力の上腕三頭筋

出典:http://kouryumura.blog66.fc2.com/blog-date-20061006.html

2006年にKRY山口放送のインタビューを受けたときの写真です。サイドトライセップスポーズをとっていますが、上腕三頭筋と胸筋に迫力があります。

鬼の顔のような背中

出典:https://eikon198939.tumblr.com/post/649239933426499584

2006年にジャパンオープンに出場したときの写真です。バックダブルバイセップスのポーズをとっていますが、まさに鬼の顔のような背中で圧倒されます。

大きく盛り上がる上腕三頭筋

出典:http://bodybuilding-fitness.jp/JBBF/JBBF_Photo/2007_Nihon/2007_Nihon.html

2007年に日本ボディビル選手権に出場したときの写真ですが、上腕三頭筋が大きく盛り上がっていてすごいです。

アニメのような肉体美

出典:https://ameblo.jp/getsubo/entry-10601684344.html

2010年の日本クラス別ボディビル選手権に出場したときの一枚ですが、全身の筋繊維がくっきりと浮き出ていてまるでアニメのキャラです。

見事に鍛えられた筋肉

出典:https://www.jbbf.jp/Taikai/2011_Taikai/110918_Masters/2011_Masters_Photo/2011_Masters.html

2011年の日本マスターズに出場したときの写真です。フロントダブルバイセップスポーズをとっていますが、全身の筋肉が見事に鍛えられていることが分かります。

とても美しい背中

出典:http://blog.livedoor.jp/watanabe_dojo/archives/51955748.html

こちらは2011年の頃に撮影された写真ですが、スポットライトに照らされた背中がとても美しいです。

仕上がりがすごい広背筋

出典:https://www.jbbf.jp/Taikai/2015_Taikai/150418_Asian/2015_Asian_Photo/Asian.html

2015年の日本クラス別選手権大会に出場したときの写真です。フロントラットスプレットポーズを決めています。56歳にも関わらず広背筋の仕上がりがすごいです。

血管が浮き出た腕

出典:http://blog.livedoor.jp/watanabe_dojo/archives/51213853.html

ニコライ堂靴店のトレーニングベルトを持っているときの写真ですが、鍛えられた腕にいてかっこいいです。

芸術的な背中の筋肉

出典:http://blog.livedoor.jp/watanabe_dojo/archives/51213853.html

こちらはニコライ堂靴店のトレーニングベルトを装着したときの写真ですが、鍛え上げられた背中の筋肉が芸術的です。

片川淳を目指して筋トレに励もう

片川淳の鍛え上げられた肉体はまるで彫刻のようで、筋トレ愛好家の理想と言えます。肉体美はさることながら40歳からでも夢を諦めない姿勢が素晴らしいです。肉体的にも精神的にも素晴らしかった片川淳を目指して筋トレに励みましょう。筋トレをするとき、食事をするときには、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。