『ルーフェリグノ』とは
生年月日 | 1951年11月9日 |
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出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク市ブルックリン |
身長 | 196cm |
体重 | 130~143kg |
ルーフェリグノはボディビルダーとしてだけでなく、マーベルヒーローである全身緑色のモンスター・初代ハルクを演じたことで俳優としても活躍しました。当時、彼の肉体は人間の枠を超えている、まさにハルクそのものだということで一気に注目の的となりました。たくさんの人が彼の肉体に魅せられ、今でも彼を目指すボディビルダーが多いです。
そんな彼はここまでの体格と名声を得るまでや、得てから現在に至るまでの人生がどのようだったのかについて見ていきましょう。
ルーフェリグノの略歴
ハルクと呼ばれた男の幼少期
ルーフェリグノの幼少期はとてもつらく、悲しい過去を経験していました。
ルーフェリグノがまだ小さいころ、感染症になってしまったことが原因でほとんど耳が聞こえない状態になってしまいます。このことを知った周りのクラスメートが彼を忌み嫌い、イジメのターゲットにされてしまいます。このことで彼は心に大きな傷を負います。
彼はこのイジメられた状況からなんとか抜け出すためにどうすればよいのかと考えた末、アメフトの選手のようにからだを強く大きくするためにトレーニングをはじめようと思いつきます。そこから、アメフトのみならず他のスポーツも多く挑戦するようになっていきました。そうすると、彼の思惑通り次第にイジメもなくなるようになりました。
ハルクとの出会い
10代前半のとき、ルーフェリグノはある一冊のコミックを読みます。そのコミックのキャラクターを見て、彼は衝撃を受けます。そのキャラクターこそ、ルーフェリグノが将来演じることとなるハルクでした。ハルクのムキムキな体型を見て、こんなからだになりたいと思うようになりました。
このコミック誌を読んだことがきっかけでトップボディビルダーになるためのトレーニングがはじまります。
20歳のときコンテストで優勝
日々の筋トレにより20歳になったときには、ルーフェリグノのからだは筋肉隆々になっていました。そこで彼はWBBG・MR.AMERICAに出場を決めます。人生初にも関わらず、なんと優勝してしまいます。
これだけにおさまらず、その年に数段階上のAAU・MR.AMERICAで4位に輝きます。その一年後には、MR.UNIVERSEで2位を受賞します。さらにその一年後には、MR.AMERICAとMR.UNIVERSEを総なめします。
このことでボディビルダーとしての彼の名は浸透し、一流ボディビルダーとして認知されるようになりました。
24歳のときに転機が訪れる
23歳のとき、MR.OLYMPIAにエントリーして2位で終わります。このとき、1位に輝いたのはターミネーターで有名なアーノルド・シュワルツェネッガーでした。
24歳になって再チャレンジしますが、3位という結果で自分の限界を感じて、ボディビルから離れて俳優になることを決心します。
夢を与えてくれたハルクとの再会
ルーフェリグノの俳優デビューは、自分にボディビルダーという夢を与えてくれたハルク役でした。彼のたくましい体格が目に留まり、ハルク役に抜擢されました。
彼のハルクは多くの人々に影響を与え、俳優として世間に彼の名前が知れ渡るようになりました。彼とハルクの付き合いは長く、俳優に転職してまもない26歳から67歳までの約40年間ハルク役として出演し続けました。
40歳でまたもボディビルの世界に舞い戻る
引退してからは俳優として成功し、ボディビルからは遠く離れて暮らしていたルーフェリグノですが、ボディビルが忘れられず、もう一度コンテストにチャレンジするために筋トレを本格的に開始します。
引退を決意する原因となったMR.OLYMPIAに40歳のときに出場しますが、自分の満足する結果が残せませんでした。その一年後に再挑戦しますが、これまた思い通りの結果ではありませんでした。
ですが、その一年後には2位にランクインしたことで満足し、これを機に人生で2回目のリタイア宣言をします。
その後は多くの有名人のトレーナーに
ボディビルとしてリタイア後は筋トレの知識を武術家・俳優・歌手として活躍するチャックノリスのトレーナーや有名人のライブの体づくりに生かしました。
ルーフェリグノの主な出演作品
ルーフェリグノといえば、超人ハルクシリーズが代表作ですが、他にはどのような作品に出演していたのでしょうか。
1977年:パンピングアイアン
1977~1996年:超人ハルクシリーズ
1983年:ヘラクレス
1985年:アメージングストーリー
2003年:ハルク
2008年:インクレディブルハルク
2010~2016年:アドベンチャータイム
2012~2018年:アベンジャーズシリーズ
ハルクのイメージが強すぎるため、それ以外の役柄でのオファーが少なく、最近の出演作を見てもハルク関連役として出演していますね。
ルーフェリグノの筋トレについて
ルーフェリグノの半端でない漫画のような筋肉はどうやって作られているのでしょうか。
トレーニング種目・回数やセット数などの筋トレメニューや、食事メニューを説明していきます。
1日のトレーニングメニュー
上肢3種目、下肢3種目をそれぞれ15~20回を4セット行っています。
上腕二頭筋の例
インクラインベンチダンベルカール:15回×4セット
プリーチャーカール:15回×4セット
バーベルカール:25回×2セット
バーベルカールのやり方!上腕二頭筋に爆裂に効かせるコツ!平均重量・種類なども
出典:Slope[スロープ]
上腕三頭筋の例
プッシュダウン:15回×4セット
フレンチプレス:15回×4セット
トライセプスエクステンション:15回×4セット
トライセプスプッシュダウンのやり方!三頭筋に効かせて二の腕を太くするコツを解説!
出典:Slope[スロープ]
ダンベルフレンチプレスのやり方!上腕三頭筋に効かせる&肘を痛めないコツを解説
出典:Slope[スロープ]
トライセプスエクステンションのやり方!上腕三頭筋に効くコツをダンベル・バーベル別に解説
出典:Slope[スロープ]
肩の例
アップライトロー:15回×4セット
ダンベルショルダープレス:15回×4セット
リアレイズ:15回×4セット
ダンベルショルダープレスのやり方!重量・角度など肩をデカくするコツを解説
出典:Slope[スロープ]
リアレイズのやり方!三角筋後部に効かせるコツをダンベル・ケーブルなど種類別に解説
出典:Slope[スロープ]
胸の例
バーベルベンチプレス:15回×4セット
チェストプレス:15回×4セット
デクラインダンベルプレス:15回×4セット
チェストプレスのやり方!大胸筋に効くコツ〜平均重量、ベンチプレスとの違いも解説
出典:Slope[スロープ]
デクラインダンベルプレスのやり方!大胸筋下部に効かせるコツ〜自宅版まで解説
出典:Slope[スロープ]
背中の例
ラットプルダウン:15回×4セット
デッドリフト:15回×4セット
シーテッドローイング:15回×4セット
ラットプルダウンのフォーム!腕が疲れず背中に効くコツ!重量・自宅版についても!
出典:Slope[スロープ]
デッドリフトの正しいフォーム!種類別の効果UPのコツ&腰を痛めない注意点を解説
出典:Slope[スロープ]
シーテッドローイングの効果&やり方!背筋に効くコツをマシン・チューブ別に解説
出典:Slope[スロープ]
下肢の例
レッグプレス:15回×4セット
レッグエクステンション:15回×4セット
ブルガリアンスクワット:15回×4セット
レッグプレスの効果&やり方!平均重量、マシンの正しい使い方も!部位別にメニューを解説
出典:Slope[スロープ]
食事メニュー
ルーフェリグノの食事内容は1日に4回食事をとることを必須とし、4食とも筋肉強化のためお肉などのタンパク質メインで、他は野菜・フルーツ・オーツを一緒に摂取しています。
ルーフェリグノの筋肉を拝める画像集!
それでは、人間超え怪物級と呼ばれた彼の筋肉美10連続をどうぞご覧ください。
ルーフェリグノの筋肉を目指してみよう
超人並みと呼ばれるほどの肉体を持ったルーフェリグノですが、彼の幼少期に体験したつらい経験が糧となって人々に認められる存在となり、今もなおたくさんのファンの目標になっています。自分はできないと思わないで、ルーフェリグノの筋トレや食事を真似して彼のような肉体を目指していきましょう。