【画像】久保建英の高校時代のエピソード！幼少期〜小中学など子供時代を徹底調査！

2019年にサッカーの名門クラブであるレアル・マドリードに入団した久保建英は2017年4月から都内にある全日制の和光高校に通っていました。しかし、高校1年生でFC東京のトップチームに加入した久保建英は、サッカーに専念するために通信制の高校に転校したのです。

高校生時代からプロサッカー選手として活躍していたため、久保建英は高校を中退したと思っている方もいます。しかし、彼は通信制の高校に転校して学校は続けていました。それでは彼が転校した通信制の高校についてみていきましょう。

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2018年4月にサッカーに専念するために転校したのは、通信制である第一学院高校です。元々はウィザス高等学校という名前だったのですが、2012年に第一学院高校という学校名に変わりました。本部が茨城県高荻市にある第一学院高校とはどんな高校なのか確認してみましょう。

久保建英の出身高校である第一学院高校の偏差値が気になるという方も多いのではないでしょうか。しかし、第一学院高校は通信制のため、学力テストが行われないので偏差値という概念がありません。ちなみに、標準コースから特別進学コース、スポーツコース、美容コース、ペットコースなどさまざまなコースがあり、進学と就職に強い通信制高校として人気です。

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久保建英が通っていた第一学院高校には、彼の他にも様々なプロサッカー選手の出身高校でもあります。第一学院高校出身のプロサッカー選手は、元日本代表で現在はPAOKテッサロニキに所属する香川真司や名古屋グランパスに所属する柿谷曜一朗、浦和レッズ所属の酒井宏樹、FCポルト所属の中島翔哉です。

多くのプロサッカー選手の出身高校ということもあり、久保建英は第一学院高校への転校を決めたのではないでしょうか。

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第一学院高校に在籍していたと紹介しましたが、ここからは彼の高校時代をサッカーに注目して解説します。久保建英は高校時代にどんなサッカー生活をしてきたのか見ていきましょう。

2017年5月2日には飛び級でワールドカップのU-20日本代表に選ばれた久保建英。高校時代から注目を集める彼は、2017年11月1日にFC東京とプロ契約を結びました。そして、2017ルヴァンカップ第4節の札幌戦がトップチームデビュー戦となったのです。また、11月5日にJ3第30節のガンバ大阪U-23戦に出場すると、プロ入り初得点を決めました。

彼のプロ入り初得点はJリーグ史上最年少記録です。11月26日にはJ1第33節のサンフレッチェ広島戦に途中出場し、J1リーグデビューしました。16歳5ヶ月22日でJ1リーグに出場したということで、森本貴幸と宮吉拓実に続く歴代3位の年初記録となったのです。

その後もJ3での結果は残せていたのですが、J1では監督である長谷川健太から運動量アップを求められベンチ入りとなる回数がだんだん減っていきました。2018年8月16日に横浜F・マリノスへの期限付き移籍が発表されます。移籍後は8月22日に天皇杯のベガルタ仙台戦に先発で出場し、初アシストを決めました。

同じく天皇杯のヴィッセル神戸戦に出場すると、ハーフボレーを決めてJ1リーグ初となるゴールをゲットします。久保建英は横浜F・マリノスで4ヶ月間プレーし「試合で使ってくれない」という外向きな意識が「自分に足りないものは何か」を考えるメンタル面の変化を得られたと語っていました。

2019年にFC東京に復帰すると、以前と比べて運動量や守備の意識がかなり向上したと監督の長谷川健太は驚きました。その後は試合に出場するとゴールやアシストをしてチームの勝利に貢献します。レアル・マドリードへの完全移籍が発表された後の壮行セレモニーでは、対戦相手が横浜F・マリノスだったことから両チームのサポーターへ感謝の気持ちを述べました。

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先ほど紹介したように2017年にはU-20日本代表に選ばれ、初戦では堂安律の逆転ゴールをアシストするなどの結果を残しました。9月にはFIFA U-17ワールドカップのメンバーに選ばれたことが発表されます。そして、10月18に行われたU-17ホンジュラス戦では、1得点1アシストの活躍をしたのです。

2018年にはAFC U-19選手権、2019年5月23日にはキリンチャレンジカップの日本代表に初めて選ばれた久保建英。21世紀生まれのサッカー選手がA代表に選ばれたのは史上初の出来事です。同年5月24日にはブラジルで開催されたコパ・アメリカのメンバーにも彼は選出されています。

2019年6月9日にはキリンチャレンジカップのエルサルバドル戦に途中出場し、市川大祐に続く史上2番目の若さでA代表初出場を果たしました。コパ・アメリカはレアル・マドリードへの移籍直後の大会だったため、彼のプレーは海外のサッカー好きからも注目を集めたのです。グループリーグ敗退となりましたが、彼のプレーは海外メディアも高く評価しました。

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2019年6月14日にスペインの名門サッカークラブであるレアル・マドリードに移籍することが発表されました。このときにFC東京はJ1リーグで首位であり、久保建英もレギュラーで活躍していた中での移籍発表だったのです。その際に彼が誕生日を迎えて18歳となった6月4日にFC東京との契約が終了となっていたことも明かされました。

FC東京は契約延長のオファーをして久保建英自身も一度悩みましたが、最終的には海外でプレーしたいという強い気持ちが残り移籍を決意しました。2019年7月9日にはプレシーズンツアーの帯同メンバーに選ばれ、トップチームでの試合デビューを果たします。その後も短い出場時間でも結果を残し、スペイン紙の『マルカ』では評価ランキング1位に選ばれたのです。

2019年8月22日にはマジョルカというチームへの期限付き移籍が発表されました。マジョルカでプレーをした日本人には、大久保嘉人と家長昭博がいます。元々はカスティージャへの期限付き移籍の予定でしたが、プレシーズンマッチで少ない出場時間ながら実力を見せつけられたことから1部であるマジョルカでプレーをすることに決まったのです。

久保建英は9月2日に行われたバレンシア戦に途中出場し、リーグ戦デビューをしました。また、11月10日のビジャレアル戦に出場すると、ミドルシュートでスペインでの初ゴールをゲットします。ちなみに、この得点を決めたとき彼は18歳5ヶ月6日だったため、欧州4大リーグのアジア出身選手最年少得点となったのです。

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久保建英のサッカー生活だけではなく、高校生時代にはどんな日常を送ってきたのか気になるという方もいるのではないでしょうか。しかし、彼の通っていた第一学院高校は通信制ということや、途中からレアル・マドリードへ移籍したこともあり彼の高校生活についてはあまり公表されていません。

また、久保建英自身も高校生活について語る機会があまりないため、どんな日常を過ごしてきたのかはあまりわかっていません。ちなみに、元々スペイン語は流暢でしたが活躍の場を海外に移したということもあり、2019年6月にはインタビューで英語を勉強し始めたことを語っています。

高校に毎日通っていたわけではありませんが、自分で語学の勉強を続けてきたと推測されます。また、高校生時代から海外でプレーをしていたということで、彼が第一学院高校を卒業したのかも気になるところです。第一学院高校は通信制のため、インターネットで授業を受けることが可能。そのため、彼は高校を卒業した可能性が高いと言えるでしょう。

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ここまでは久保建英の高校生時代について紹介しましたが、ここからは幼少期から小学校・中学校時代のエピソードを紹介します。高校生より前の彼はどんな学校生活を送ってサッカーをしてきたのか確認しましょう。

2001年6月4日に生まれた久保建英。彼の父親である久保健史が2012年に出版した『おれ、バルサに入る！』という本の中では、子育ての方針としてベビーカーを使わずに歩かせるようにしたという表記がありました。そういった育児方針があったからか、彼が通っていた風の谷幼稚園の園長は「芯が強い子。意志の強さと耐える力を持っていた」と話しています。

そんな久保建英は幼稚園入学前から、父親がコーチを務めていた坂浜サッカークラブでサッカーをプレイしていました。そして、幼稚園に入学してからは百合丘子供サッカークラブに所属します。また、幼少期には父親が出勤する前には必ず一緒にボールで遊んでいたとのことです。

毎日一緒にボールを触り、その際には足の感覚を養うために素足で取り組んでいました。ボールとのふれあいだけではなく、2歳からは高尾山を登ったり登山もしていたとのことです。父親からの英才教育があったことも、彼が世界で活躍できるプレーヤーになった理由の一つなのではないでしょうか。

久保建英は2008年4月に川崎市立西生田小学校に入学しました。小学生になった彼は東京ヴェルディ1969のスクールでサッカーをプレーします。小学2年生の8月にはスペインの名門クラブであるFCバルセロナのキャンプに参加し、MVPに選ばれたことから天才少年として注目を集めました。小学3年生からは川崎フロンターレの下部組織に入団します。

川崎フロンターレ下部組織の入団テストには約600人が参加したのですが、小学3年生で受かったのは彼を含めた3人のみでした。そして、小学4年生になるとFCバルセロナの下部組織であるカンテラの入団テストを受け、なんと合格してしまいます。そのため、彼は小学4年生で母親と弟と一緒にスペインに移住し、バルセロナにある私立の小学校に転校しました。

移住してすぐはスペイン語がまったく分からなかったことから、テストで名前を書く場所も分からず0点をよく取ったと話しています。しかし、スペインは小学生でも成績が悪ければ落第となるため、彼はスペイン語の学習から力を入れました。その結果、スペイン語はかなりペラペラになっています。

サッカー面ではその後、アレビンという11～12歳のAチームでプレーをすることになります。そして、2013～14年シーズンに地中海カップU-12トーナメントで大会得点王・MVPを獲得し、チームの勝利に貢献を続けてきました。ここまでのエピソードで分かるように、久保建英小学生時代から只者ではありません。

小学生時代からFCバルセロナの下部組織で活躍を続けてきた久保建英は、中学校もスペインにある学校に進学して13～14歳の下部組織であるインファンティールAでサッカーを続けてきました。しかし、彼が中学1年生のときにFIFA規定の「18歳未満の外国籍選手の移籍違反」に該当しているとのことで、公式戦に出ることができなくなるのです。

欧州のクラブチームでは外国籍の未成年選手を獲得することが禁止されていました。そのため、公式戦に出られない状態が1年半続きそれがストレスとなり、彼は中学2年生になると日本に帰国します。そして、FC東京の下部組織に入団しました。スペインで活躍を続けた彼はもちろんFC東京の下部組織でも結果を残します。

中学3年生になるとFC東京U-18に飛び級で昇格し、日本クラブユースサッカー選手権に出場すると中学生という若さで5得点を決めて得点王になる大会史上初の快挙を成し遂げます。9月にはトップチームにも登録され、トップの選手たちともプレーをするようになりました。11月にはJ3の試合に後半から出場し、Jリーグ史上最年少記録を作ります。

2016年にはU-16日本代表に選ばれてAFC U-16選手権に参加しました。この大会では4得点をあげ得点ランキング2位となり勝利に貢献。同年11月には15歳5ヶ月20日でU-19日本代表に初めて選ばれ、史上最年少での飛び級選出となりました。中学生でU-19日本代表に選ばれた史上初の選手になると、アルゼンチン代表との親善試合でU-19代表戦デビューをします。

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海外で活躍をする久保建英は高校時代から、他の選手とはひと味違う凄い選手だったということがよく分かったのではないでしょうか。久保建英の今後のプレーにも注目し、彼の活躍に期待をしましょう。