白髪の原因は?何歳からが正常?すべき対策〜抜くと増えるなどNG行為まで解説
白髪が生える原因やメカニズムについて徹底解説します。20代以下の若い人でもで白髪が生えるのは何故?原因と対策、やってはいけないNG行為も詳しく解説。一度白髪になると黒髪に戻すことができるのか、実際に改善した人の体験談も紹介します。
目次
- 白髪はいつから生え始める?40代?20代はヤバい?
- 白髪が生え始めるのは35歳から
- そもそも白髪が生える原因は?ストレス?遺伝?
- 白髪になるメカニズム
- 白髪が生える原因①加齢
- 白髪が生える原因②遺伝
- 白髪が生える原因③ホルモンバランス
- 白髪が生える原因④ストレス
- 白髪が生える原因⑤栄養の偏り
- 白髪が生える原因⑥睡眠不足
- 白髪が生える原因⑦髪へのダメージ
- 白髪が生える原因⑧:タバコの習慣
- 白髪を黒髪に戻す対策はある?
- 黒髪に戻せる白髪とは?
- 白髪を黒髪に戻す対策①バランスの良い食事を取る
- 白髪を黒髪に戻す対策②ストレスを減らす
- 白髪を黒髪に戻す対策③睡眠をしっかりとる
- 白髪を黒髪に戻す対策④頭皮ケアをする
- 白髪を黒髪に戻す対策⑤生活習慣を見直す
- 白髪は抜くと増える?NGな対処法をチェック
- NGな対処法①白髪を抜く
- NGな対処法②誤ったシャンプー
- 白髪が増えるNGな対処法③同じ場所で髪を結ぶ
- NGな対処法⑤誤った白髪染め
- 白髪が改善した人達の体験談
- 白髪は原因を見つけて早めの対策が重要
従来、一度白髪になった髪は黒髪に戻すことはできないと言われていました。しかし、現在では男性でも女性でも、白髪の状態によっては黒髪に戻せるというのが通説です。黒髪に戻せる白髪はどんな状態なのか、黒髪に戻すための習慣や頭皮ケアについて紹介します。
黒髪に戻せる白髪とは?
メラニン色素を生成する色素細胞のメラノサイトを作るには、色素幹細胞という細胞の供給源が必要です。白髪の中には、メラノサイトと色素幹細胞が全くないものと、細胞があるにもかかわらず活動を停止しているものとがあります。例えば、先端が白く根元が色素幹細胞黒い毛などです。
男性女性に関わらず、メラノサイトと色素幹細胞が残っている白髪は、活性化させることができれば黒髪に戻すことができます。
メラニン色素がなくなってしまった白髪、つまり“真っ白な白髪”をリバースさせることは難しいが、メラニン色素が少しでも残っている白髪(ややグレーがかった白髪や、先端や根元など一部が黒い白髪)はリバースできるという検証結果を得ている。
(白髪を黒髪に戻すことについては以下の記事も参考にしてみてください)
鈴木 真奈
生えている白髪が途中から黒髪に変わることはありませんが、一旦抜けて新たに生え替わる際、何らかの刺激により黒髪が生える可能性もゼロではありません。
白髪を黒髪に戻す対策①バランスの良い食事を取る
白髪対策においては、まず食生活を見直してみましょう。メラノサイトの働きに関わる栄養や、酵素のチロシナーゼが不足している可能性があります。髪に必要な栄養が含まれる食べ物を意識して食事に取り入れるようにしましょう。
取り入れたい栄養は、チーズやバナナ、まぐろなどに含まれるチロシン、緑黄色野菜、豚肉や鶏肉に含まれるビタミン類、牡蠣や海藻類、レバーなどに含まれる亜鉛、魚介類やナッツ、プルーンなどに含まれる銅です。食事で摂るのが難しい栄養はサプリで補っても構いません。
(白髪対策におすすめの食品については以下の記事も参考にしてみてください)
白髪を黒髪に戻す対策②ストレスを減らす
20代30代になって急に白髪が増えたという人は、ストレスが原因になっていることが多いです。そのため、ストレスを減らすことが白髪対策の鍵となります。好きなことをしてストレス発散させたり、転職などでストレスを発生させる環境を遠ざけたりすることで白髪の改善が見込まれるケースがあります。アロマでリラックスする習慣をつけるのも効果的です。
白髪を黒髪に戻す対策③睡眠をしっかりとる
細胞の代謝やメラトニンを分泌させるためには、睡眠をしっかりとることが必要です。同じ睡眠時間でも、昼夜逆転しているより、太陽の動きに合わせてなるべく夜中の12時頃から朝の6時頃まで眠るのが良いとされています。
質の良い睡眠をとるためには、寝やすいように寝室の環境を適度な温度や湿度にしておきましょう。入浴を寝る2時間前にしたり、寝る前に目元を温める、アロマテラピーを取り入れるのも効果的です。
寝る1時間前にスマートフォンを触ったりカフェインやアルコールを摂取すると、寝つきが悪くなり眠りが浅くなるため避けるようにしましょう。
白髪を黒髪に戻す対策④頭皮ケアをする
頭皮の汚れはメラニン色素の生成を妨げるため、頭皮は汚れが残らないよう清潔にしておくことが必要です。スカルプクレンジングや炭酸泉でのヘアケアで汚れを除去したり、頭皮マッサージやヘッドスパでの頭皮ケアで血行を良くすることも効果があります。
頭皮は刺激を受けやすいため、強い刺激のシャンプーはなるべく避ける方が良いです。洗った後髪がひりひりする場合は、シャンプーを低刺激のものに変えたり、お湯だけで洗う湯シャンをすることでも白髪改善が見られることがあります。
(湯シャンについては以下の記事も参考にしてみてください)
鈴木 真奈
頭皮ケアは白髪予防だけでなく、抜け毛や薄毛、細毛の予防など沢山のメリットがあります。