マッスル北村の死因は餓死ではない？食事制限による低血糖？噂の真相を解明

筋トレが精神衛生に関わることは有名な話で、筋トレがうつ病予防につながるという研究結果が発表されています。しかし、人の心は繊細で、他人が心の内を語れるほど簡単なものではありません。確かにマッスル北村は、ある意味筋トレの魅力に取りつかれていたのでしょう。それをとやかく言う必要はなく、あそこまでボディビルを追求できたことにただ驚くべきです。

（筋トレによるうつ病予防については以下の記事も参考にしてみてください）

死後20年以上たったマッスル北村について、今もテレビ番組が取り上げるほどです。その中では過度の糖質制限を危険視していました。糖質をカットするダイエットが流行していますが、やり方を間違えるととても危険です。安易な食事制限や極端な食生活は慎みましょう。

マッスル北村のトレーニング動画を見ると、真摯に己の肉体を鍛え上げようとする姿勢に心が打たれます。その一方で、自らを省みずに減量を続けたことには残念としか思えません。筋トレは健康あってこそすべきものです。肉体の鍛錬と心身の健康のバランスを常に保たなければなりません。

この画像が死亡する4日前とはとても信じられません。そこには自慢の筋肉で人々に喜んでもらおうと張り切るマッスル北村の姿があるからです。元気そうに見えた人がある日突然いなくなるということは、私達の人生にも不意に訪れます。そういったことで悲しまないようにするためにも、彼の死について正しく理解することが大事です。

マッスル北村の常識破りな筋トレや栄養補給、そして惜しくも早世したことにより、彼を伝説として美化しようとする風潮があります。しかし、大会出場を目指していた彼が、死をも受け入れようとしたはずがありません。私達は彼のような悲惨な最後を迎えてはいけないはずです。正しい方法でトレーニングして、正しい理論で栄養補給しなければなりません。