頭皮の臭い対策はヘッドスパ！おすすめの理由〜セルフで行う方法まで解説！

クレンジングの後は時間をかけて頭皮をマッサージします。これにより頭皮が揉みほぐされ、血行促進につながります。すると、頭皮に溜まっていた老廃物を外に出そうとする働きも促進され、毛穴が詰まりづらくなるのです。マッサージは単にリラックス効果があるだけではなく、臭いの改善にもつながるのですね。

最後に保湿用のオイルなどで頭皮を補修・保湿し終了です。これにより頭の乾燥を防ぎ、皮脂が出過ぎないようにします。そうすると頭皮から臭いが出にくい、正常な状態を保つことができるのです。

よく、汚れを落としたいからと何度も徹底的にシャンプーをする人がいますが、保湿をしていないとそれはそれで頭皮が乾燥してしまいます。そうなると体はかえって皮脂を出そうとするので逆効果です。ヘッドスパをする際にも最後に保湿を忘れないようにしましょう。

ヘッドスパが頭皮の臭いに効果的でも、継続しないとやはり効果は落ちてきます。ただ、定期的にお店に通うのは時間的にも金銭的にも厳しいという人におすすめの方法があります。実は、ヘッドスパは自宅でのセルフケアでも効果が出せるのです。

今回は、自宅で市販のシャンプーを使ってヘッドスパをする方法を動画も交えて解説します。いきなりサロンに行くのが抵抗あるという人も、ここからまず試してみてください。

（髪に優しいシャンプーについては下記の記事を参考にしてみてください）

専門的なグッズがなくても、自宅にある市販のシャンプーとトリートメントで正しく洗えばヘッドスパの効果は期待できます。ここでは頭皮の濡らし方から最後の乾かし方までお伝えします。とくに、頭の中でも洗い残しやすすぎ残しが起こりやすい耳の後ろや襟足は、念入りに洗いとすすぎを行いましょう。

▼用意するもの

・市販のシャンプー
・市販のトリートメント
・保湿用オイルやエキス
・ドライヤー

▼手順

①まずお湯のみで2分間しっかりと頭皮を洗う。
②シャンプーをしっかりと泡立てる。
③頭皮の全面を塗りつぶすよう洗う。
④2分かけてよくすすぐ。
⑤トリートメントを手に取る。
⑥頭皮につけても良いものであれば毛先から頭皮までマッサージするように伸ばす。
⑦しっかりと洗い流す。
⑧保湿用のオイルなどでさらにマッサージ。
⑨ドライヤーで根元からよく乾かす。

（動画で確認したい方はこちら）

スーパーやコンビニでも買える市販の炭酸水。これを使うと、サロンでの施術のように炭酸の細かな気泡で頭皮のタンパク汚れを浮かせて落とすことができます。さらに炭酸水は頭皮の血行を良くする効果もあるため、その面からもおすすめです。

ただし炭酸水シャンプーは頭皮に刺激も与えるため、毎日ではなく3日に1回以上間隔を開けましょう。また、市販のものでも余分な成分が入っていない、水とCO2だけの炭酸水を使うようにしてください。

▼用意するもの

・炭酸水　100ml
・市販のシャンプー　4プッシュ分
・市販のトリートメント
・保湿用のオイルやエキス
・ドライヤー

▼手順（炭酸シャンプーづくり編）

①500mlの炭酸水ペットボトルのうち、100mlを残す。
②市販のシャンプーを4プッシュ入れる。
③ペットボトルのフタを閉め、よく振りまぜる。

▼手順（ヘッドスパ編）

①しっかりお湯洗いをした髪に半分ほどをなじませる。
②まずは整髪料を落とすために予備洗いをして流す。
③次に残りのシャンプーをしっかりと泡だてて本洗いをする。
④頭頂部に向かってマッサージをする。
⑤流し残しがないようしっかりすすぐ。
⑥トリートメント時にもマッサージ。
⑦すすいだ後はオイルで保湿する。
⑧根元からしっかりと乾かして完了。

（動画で確認したい方はこちら）

自宅でのセルフケアもできるヘッドスパですが「やっぱりプロにやってもらいたい！」という人も多いのではないでしょうか。そんな方のために、ここではヘッドスパが受けられるお店の選び方やポイントを、ニーズ別に紹介していきます。

どういう内容や目的で受けたいかを考え、要点をチェックしてからお店探しをしてみてください。

お店で受けられるヘッドスパには、主にシャンプーとトリートメントで洗いとすすぎを行うタイプのヘッドスパと、無水でマッサージを行うドライヘッドスパがあります。

いずれも血行促進には効果がありますが、より頭皮の臭いを抑えたいなら、皮脂や汚れをしっかりと洗い流してくれるヘッドスパがおすすめです。シャンプーとセットの施術が受けられるお店へ行きましょう。