湯シャンの効果は嘘？臭いしフケが出てかゆい原因は？科学的根拠で解明！

特に男性の場合、髪をセットする時にワックスは必須！という人も多いのではないでしょうか。整髪料を使うな、とは言いませんが、油分の多いワックスは通常のシャンプーでさえ落としにくいものもあります。湯シャンだとワックスを完全に落としきることは難しいと言えます。

そうはいってもセットでワックスを使いたい場合、方法は2つあります。
①天然成分のワックスを使い、湯シャンする
②いつものワックスを使い、その日はオーガニックシャンプーを使う

①だと湯シャンを続けられますが、デメリットとしては天然成分のワックスのセット力の弱さにあります。また、②はたまにワックスを使う程度の人なら良いのですが、毎日使いたい人は、結局湯シャンができないので難しいところです。自分の髪質と相談して決めたいですね。

最初からお伝えしているように、湯シャンはすべての人に効果が出るものではありません。残念ながら抜け毛が増えた、という人もいます。ただ、自分の体質と合えば、効果は出ますしお財布にも優しいし良いことづくめです。

まずは、これからお伝えする湯シャンのやり方を守って、自分に合うかチャレンジしてみるというのはいかがでしょうか。特におうち時間が長めの時期であれば気兼ねなく挑戦しやすいですよ。

それでは、効果を最大限に引き出すための湯シャンの方法をステップに分けてご紹介します。慣れるまでは多少面倒に思うかもしれませんが、日々やっていくと習慣になりスムーズにできるようになりますよ。

いきなり自己流でやるのではなく、効果が出てくるまで正しいやり方を実践してくださいね。

最初に下準備としてブラッシングを行いましょう。目が荒すぎないブラシを用意し、4〜5回頭全体にブラシをかけます。この時、髪の毛だけでなく頭皮も一緒に優しくブラッシングできると尚良いです。

ブラッシングすることで、髪のホコリや汚れを浮き立たせることができ、湯シャンでしっかり汚れを落とす次のステップにつながります。

「いちいちブラシをかけるのが面倒臭い！」という人は湯シャンには向いていないかもしれません…。

さて、いよいよ頭皮を洗う…その前に、お湯の温度を確認しましょう。デメリットのところでもお伝えしましたが、湯温は36℃〜40℃の範囲内にします。40℃以上で湯シャンをしてしまうと、皮脂が取れすぎることにより頭皮の乾燥や、逆に皮脂の過剰分泌を招いてしまいます。

頭皮が乾燥するとフケやかゆみ、また皮脂の過剰分泌は臭いやベタつきの原因になります。ここはしっかりステップの一つとして押さえておきましょう。

お待たせしました。ここでようやく髪と頭皮を洗います。お湯で丁寧に汚れを取り除くイメージで洗いましょう。かける時間は3分〜6分までとします。

洗う時間が短すぎると汚れやホコリが落ち切らない可能性があります。ただ、湯シャンが長すぎるとそれも乾燥の原因となります。長すぎず、短すぎず、5分程度を目安にくまなく洗いましょう。

上記のやり方で続ければ、湯シャンが合う人には徐々に効果が現れます。最初は湯シャンの頻度を少しずつ上げながら様子を見ましょう。

湯シャンのみにして1週間以上続けても全く変わらない、もしくは悪化している、という人は体質的に合っていないかもしれません。その場合は、オーガニックシャンプーを併用する方法がオススメです。間違っても硫酸系の成分が入っているシャンプーは使わないでくださいね。

頭皮や髪に優しい天然成分のシャンプーを使いつつ、頻度を考慮して湯シャンを取り入れると効果もコスパも上げられそうです。

正しく取り入れればとても魅力的な湯シャン。芸能界でも実践している人が多数いると言われています。今回はその中でも有名どころを3名ピックアップしてみました。