腹筋ローラーだけで痩せるは本当！毎日やるべき？ビフォーアフター画像も！

この方は食生活の改善も同時に取り組んだようです。しかし、筋トレのメニューを見た限りはスクワット30回や腹筋ローラー30回など、たったそれだけなのかと思いたくなります。それでも1ヶ月で3kgも落とすことに成功しました。その程度の筋トレでも良ければ、無理なく続けられそうです。

筋トレにありがちなことですが、真面目にメニューをこなしたがゆえに体重が増えてしまうこともあります。それは、筋肉量が増えたからに他なりません。上のビフォーアフターでは、皆アフターの方に好印象を持つでしょう。この方は2ヶ月で0.1kg増えていますが、腹筋ローラーを継続すれば脂肪を燃焼しやすい体質になり、次第にダイエットの成果が現れるはずです。

（ケーブルクランチで腹筋を割るコツについては以下の記事も参考にしてみてください）

しかし、腹筋ローラーだけではダイエットに効果ないという意見もあるようです。それはなぜなのか、見ていくことにしましょう。

腹筋ローラー1つで筋トレするのは、手軽なように感じる人もいるのではないでしょうか。しかし、何の予備知識もなくて腹筋ローラーを使いこなすのはとても難しいことです。確かに、腹筋ローラーを前後させる動きは単純かもしれません。しかし、単純な運動だからこそ、効果がある運動にするためには正しい使い方を必要とします。

腹筋ローラーを正しく使うためには、正しいフォームを体で覚えなければなりません。正しいフォームで効果が出るようにしないと、腹筋ローラーで鍛える意味がなくなるでしょう。また、フォームが崩れるとケガするおそれがあります。特に腹筋ローラーでは腰を痛めやすいため、細心の注意が必要です。

腹筋ローラーを正しいフォームで扱うことはとても大切です。ここでは、

・超初心者
・初級者〜中級者
・上級者

に分けて、正しいフォームを見ていくことにしましょう。

今まで腹筋ローラーにほとんど触ったことがない人は、まずは膝コロンから始めましょう。

①グリップを握り、膝をついて四つん這いになります。
②ゆっくりローラーを前に進めたら、うつ伏せの状態になりましょう。
③手を床についてから元の体勢に戻ります。

スタート時は脚・肩・腕の位置を固定し、体幹を意識して下腹部に力を入れましょう。うつ伏せになった時は、できればその状態を1〜3秒キープすべきです。特に超初心者の膝コロンでは、腰痛になりやすいので注意しなければなりません。顎を引いて、腰は少し丸めるくらいで膝コロンしましょう。

（膝コロンのやり方については以下の記事も参考にしてみてください）