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デキスタージャクソンを特集!生い立ち・トレーニング・食事・名言&画像集まで!

2021年05月02日

生きる伝説と呼ばれたボディビルダーのデキスタージャクソンについて、ステロイド疑惑やトレーニング方法、食事内容を解説します。2020年のオリンピアで引退するまで、20年以上活躍したデキスタージャクソンの名言や筋肉画像を見て、筋トレのモチベーションをあげましょう。

不死身のボディビルダーと呼ばれる『デキスタージャクソン』とは

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名前デキスタージャクソン(Dexter Jackson)
生年月日(年齢)1969年11月25日(2021年6月現在51歳)
身長168cm
体重98〜107kg
体脂肪率4〜6%
出身地アメリカ合衆国フロリダ州ジャクソンビル
SNSInstagramTwitterYouTube

デキスタージャクソンは21歳でボディビルを始め、51歳まで現役選手として第一線で活躍してきた伝説のボディビルダーです。2020年のオリンピアを最後に現役を引退しましたが、現在もトレーニングを継続しています。デキスタージャクソンが伝説のボディビルダーになるまでの生い立ちや実績を見て行きましょう。

デキスタージャクソンの生い立ち【昔〜2022最新まで】

デキスタージャクソンの生い立ちやボディビルを始めたきっかけ、デキスタージャクソンの最新情報を紹介します。

誕生〜幼少期

デキスタージャクソンは1969年11月25日、アメリカ合衆国フロリダ州ジャクソンビルで誕生します。6人兄弟で幼少期から活発な性格で、運動神経が良くスポーツ万能な少年でした。

中学時代〜高校時代

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デキスタージャクソンはとても身体能力が高く、40mを4.20秒で走ったという国内最速記録を残しています。中学からアメリカンフットボールを始め、高校ではアメフト部に入部しました。足が速かったので、ポジションはランニングバックでした。アメフト以外にもサッカー、ブレイクダンス・野球・体操・空手もやっており空手は黒帯でした。

高校卒業後は料理人に

高校卒業後は大学に進学する予定だったデキスタージャクソンですが、当時交際していた彼女が妊娠したため進学を諦め、彼女と二人暮らしをしながら家族を養うために料理人として働くことになりました。

地元のボディビル大会に初出場でいきなり優勝

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デキスタージャクソンは本格的な筋トレをしていたわけではありませんでしたが、幼少期から様々なスポーツをしていたこともあり、痩せていたものの筋肉質な体をしていました。それをみた友人に地元のボディビル大会を勧められます。

デキスタージャクソンはわずか3週間の間にジムで体を仕上げて、1991年NPCローカルコンテストのバンタム(65kg以下)級に出場し、なんと優勝してしまいました。さらに、ヘビー級の選手を破りオーバーオール優勝を果たすという快挙を成し遂げます。初出場の大会で優勝したデキスタージャクソンは、自分のボディビルダーとしての才能に気づきます。

プロカード取得

デキスタージャクソンは21歳で初めて地元のボディビル大会に出場してから、ボディビルの道へ進むことを決意し本格的に筋トレに打ち込むようになりました。一番軽いクラスのバンダム級からスタートしバルクアップを重ね、ライト級、ミドル級、ライトヘビー級へと徐々に筋肉を大きくしていきます。

初めての大会から3年後、1992年のNPC Southern Statesに出場し3位に入賞しました。その後も1995年のNPC USA Championships, Light-Heavyweightで優勝。さらに1998年のNorth American Championships, Light-HeavyWeightでオーバーオール優勝し、29歳でプロカードを取得します。

1999年Arnold Classicでプロデビュー

ボディビルダーとして本格的に筋トレをしてからたった数年でプロカードを取得したデキスタージャクソンは、翌年の1999年のArnold Classicに出場しプロデビューしました。ライトヘビー級出身で身長の小さい選手はプロであまり活躍できないため、通常プロデビュー戦としてはあまりレベルの高いコンテストを選ばない傾向にあります。

しかし、デキスタージャクソンは身長168cmと小柄ながらも、プロデビュー戦にArnold Classicから招待されチャレンジしました。結果7位という成績を残し注目を集めます。その後も2020年まで20年以上、毎年数多くの大会に出場し、優勝や上位入賞など素晴らしい記録を残しました。

2005年、2006年Arnold Classicで連続優勝

2005年のArnold Classicでは、当時優勝候補だったクリス・カミアーを破り優勝。翌年のArnold Classicでも優勝し2連覇を果たします。また2008年、2013年、2015年のArnold Classicでも優勝しており通算9回も優勝しました。

2008年オリンピアで初優勝

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1999年にオリンピアに初出場してから徐々に順位を上げていきました。2008年には、2006年と2007年で2連続優勝を果たしたジェイカトラーを破り、ついにオリンピアで初優勝を果たします。

ちなみに2008年はArnold Classic、IFBB Australian Pro Grand Prix VIII、IFBB New Zealand Grand Prix、IFBB Russian Grand Prixでも優勝しており、この年はまさに王者でした。

(ジェイカトラーについてはこちらの記事も参考にしてみてください)

2020年51歳で引退発表

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長きにわたり第一線で活躍して来たデキスタージャクソンでしたが、2020年のオリンピアで引退することを発表しました。最後のオリンピアは51歳でありながらも、9位と大健闘でした。デキスタージャクソンは20年以上もの間、現役のボディビルダーとして数々の大会に出場し続け、出場回数や優勝回数など世界的記録を残し「生きる伝説」と呼ばれています。

2021年新型コロナに感染

2021年1月に新型コロナウイルスにかかってしまったことを自身のInstagramで報告していました。3週間近くコロナと戦っており、2020年のオリンピアの時期と被っています。2021年5月現在はコロナから回復し元気な引退後の生活をInstagramに上げていました。

デキスタージャクソンが残した大会成績

20年以上にわたって、現役のボディビルダーとして活躍したデキスタージャクソンの大会成績を時系列で紹介していきます。

・1992 NPC Southern States, Lightweight (3位)
・1995 NPC USA Championships, Light-Heavyweight (1位)
・1996 NPC Nationals, Light-Heavyweight (6位)
・1998 North American Championships, Light-HeavyWeight (1位)
・1999 Arnold Classic (7位)
・1999 Grand Prix England (4位)
・1999 Night of Champions (3位)
・1999 Mr. Olympia (9位)
・1999 World Pro Championships (4位)
・2000 Arnold Classic (5位)
・2000 Grand Prix Hungary (2位)
・2000 Ironman Pro Invitational (3位)
・2000 Night of Champions (8位)
・2000 Mr. Olympia (9位)
・2000 Toronto Pro Invitational (2位)
・2001 Arnold Classic (5位)
・2001 Grand Prix Australia (3位)
・2001 Grand Prix England (4位)
・2001 Grand Prix Hungary (3位)
・2001 Night of Champions (2位)
・2001 Mr. Olympia (8位)
・2001 Toronto Pro Invitational (2位)
・2002 Arnold Classic (3位)
・2002 Grand Prix Australia (2位)
・2002 Grand Prix Austria (2位)
・2002 Grand Prix England (1位)
・2002 Grand Prix Holland (3位)
・2002 Mr. Olympia (4位)
・2002 San Francisco Pro Invitational (3位)
・2002 Show of Strength Pro Championship (6位)
・2003 Arnold Classic (4位)
・2003 Maximum Pro Invitational (3位)
・2003 Mr. Olympia (3位)
・2003 San Francisco Pro Invitational (3位)
・2003 Show of Strength Pro Championship (1位)
・2004 Arnold Classic (3位)
・2004 Grand Prix Australia (1位)
・2004 Ironman Pro Invitational (1位)
・2004 Mr. Olympia (4位)
・2004 San Francisco Pro Invitational (1位)
・2005 Arnold Classic (1位)
・2005 San Francisco Pro Invitational (2位)
・2006 Arnold Classic (1位)
・2006 Mr. Olympia (4位)
・2007 Arnold Classic (2位)
・2007 IFBB Australian Pro Grand Prix (1位)
・2007 Mr. Olympia (3位)
・2008 Arnold Classic (1位)
・2008 IFBB Australian Pro Grand Prix VIII (1位)
・2008 IFBB New Zealand Grand Prix (1位)
・2008 IFBB Russian Grand Prix (1位)
・2008 Mr. Olympia (1位)
・2009 Mr. Olympia (3位)
・2010 Arnold Classic (4位)
・2010 IFBB Australian Pro Grand Prix (2位)
・2010 Mr. Olympia (4位)
・2011 Flex Pro (2位)
・2011 Mr. Olympia (6位)
・2011 FIBO Pro (1位)
・2011 Pro Masters World Champion (1位)
・2012 Arnold Classic (5位)
・2012 Mr. Olympia (4位)
・2012 IFBB Masters Olympia (1位)
・2013 Arnold Classic (1位)
・2013 IFBB Australian Pro Grand Prix (1位)
・2013 Mr. Olympia (5位)
・2013 EVLS Prague Pro (2位)
・2013 Tijuana Pro (1位)
・2014 Mr. Olympia (5位)
・2014 Arnold Classic Europe (3位)
・2014 Dubai Pro (1位)
・2014 Prague Pro (2位)
・2015 Arnold Classic (1位)
・2015 Arnold Classic Australia (1位)
・2015 Arnold Classic Europe (1位)
・2015 Mr. Olympia (2位)
・2015 Prague Pro (1位)
・2016 New York Pro (1位)
・2016 Arnold Classic South Africa (1位)
・2016 Mr. Olympia (3位)
・2016 Arnold Classic Europe (1位)
・2016 Kuwait Pro(2位)
・2016 Prague Pro (3位)
・2016 Mr. Olympia Europe (1位)
・2017 Mr. Olympia (4位)
・2017 Prague Pro (3位)
・2018 Arnold Classic (2位)
・2018 IFBB Arnold Classic Australia (3位)
・2018 Mr. Olympia (7位)
・2019 Tampa Pro (1位)
・2019 Mr. Olympia (4位)
・2020 Arnold Classic (2位)
・2020 Mr. Olympia (9位)

1999年のArnold Classicでプロデビューしてから2020年オリンピアの引退まで、プロ戦で通算29回の優勝、Arnold Classicで通算9回優勝、オリンピアに22回出場という世界記録も残しています。

デキスタージャクソンのトレーニング

デキスタージャクソンは筋肉が左右対称で美しい身体です。全身の筋肉のバランスを重視しているため、バルクが足りていないという見方もありますが、完成度が高く、「The Blade(刀のように鋭い身体)」という愛称で高い評価を得ています。

20年以上もボディビルダーとして完成度の高い肉体を保ち続けてきたデキスタージャクソンの具体的な筋トレのメニューを見ていきましょう。

1日目:脚(大腿四頭筋)

1日目のトレーニングメニューは、大腿四頭筋を鍛える4種目です。

レッグエクステンション:20〜30回(4セット)
スクワット:8〜10回(4セット)
ハックスクワット:8〜10回(4セット)
・レッグエクステンション:10回(3セット)

脚の筋トレはマシンを使って高負荷をかけていきます。ハックスクワットをする際はかなりの負荷がかかるため、動画内でデキスタージャクソンも使用しているパワーベルトを使用して、腰に負担がかからないようにしましょう。パワーベルトを使うことで腹圧がかかるのでより力が入りやすくなります。

2日目:胸&カーフ(ふくらはぎ)

2日目のトレーニングメニューは、胸とカーフを鍛える5種目です。

ベンチプレス:8〜10回(4セット)
インクラインダンベルプレス:8〜10回(4セット)
ダンベルフライ:8〜10回(4セット)
スタンディングカーフレイズ:8〜10回(4セット)
シーテッドカーフレイズ:10〜15回(4セット)

デキスタージャクソンはプロのボディビルダーのためベンチプレス100kgでウォーミングアップをしていますが、初心者の方はフォームが崩れない重さから始めましょう。スタンディングカーフレイズは、片足で行なったりダンベルを使用することでより負荷をかけることができます。ふくらはぎを引き締めたい女性にもおすすめのトレーニングメニューです。

3日目:背中

3日目のトレーニングメニューは、背中を鍛える4種目です。

ラットプルダウン:8〜10回(4セット)
・Tバーロウ:8〜10回(4セット)
デッドリフト:8〜10回(4セット)
・シーテッドケーブルロウ:8〜10回(3セット)

Tバーロウという種目は聞きなれないかもしれませんが、広背筋僧帽筋中部・下部に加え、大円筋、菱形筋、三角筋後部が鍛えられるトレーニングです。ひとつの種目で背中の筋肉が総合的に鍛えられます。Tバーロウマシンはほとんどのジムで置いてないので、Tバーロウをやる場合はゴールドジムやエニタイムフィットネスなどの大きなジムを探してみましょう。

4日目:肩&ハムストリングス(太もも裏)

4日目のトレーニングメニューは、肩とハムストリングスを鍛える6種目です。

ダンベルショルダープレス:8〜10回(4セット)
インクラインサイドレイズ:8〜10回(3セット)
リアレイズ:8〜10回(4セット)
・シーテッドレッグカール:8〜10回(5セット)
・ライイングレッグカール:8〜10回(4セット)
・スティフレッグデッドリフト :8〜10回(4セット)

デキスタージャクソン自身は肩のトレーニングがあまり好きではないと言っていましたが、バランスの良い筋肉を作るためには肩のトレーニングもかかせません。リアレイズは三角筋後部に効かせることで、デキスタージャクソンのような広い肩幅を作ることができます。

5日目:腕

5日目のトレーニングメニューは、腕を鍛える6種目です。

・EZバーカール:8〜10回(4セット)
ハンマーカール:8〜10回(4セット)
・プリーチャーカール:8〜10回(4セット)
トライセプスプッシュダウン:8〜10回(3セット)
ディップス:8〜10回(3セット)
・ローププッシュダウン:8〜10回(3セット)

EZバーカールとは、EZバーというW字型のバーを使って上げ下げするトレーニングメニューです。反動を使わずに上腕二頭筋をしっかりと意識して動かしましょう。プリーチャーカールではベンチに脇を密着させ、肘がベンチから浮かないようにゆっくりと行います。

6日目:腹筋&有酸素運動

6日目のトレーニングメニューは、腹筋を鍛える3種目です。

クランチ:50回(3セット)
ニーアップ:40回(3セット)
ケーブルクランチ:30回(3セット)

この動画ではアブドミナルクランチというマシンを使って、腹直筋に負荷をかけています。アブドミナルクランチは自分のおへそを見るようにしてゆっくりと背中を丸めるのがコツです。戻るときもゆっくりと動いて負荷が抜けないように注意しましょう。

7日目:オフ(休息日)

筋トレで筋繊維を傷つけた後に超回復をして、筋肥大させるためには休息日をもうける必要があります。休まずに筋トレを続けてしまうと、オーバートレーニングになったり筋肉が減ってしまうため注意が必要です。

ちなみに、デキスタージャクソンはArnold Classicの大会後は、6週間トレーニングを一切せず休息を取っていました。長く現役でいるために、あえて長めのオフを取っていると話しています。

(筋トレの休息日についてはこちらの記事も参考にしてみてください)

デキスタージャクソンの食事・プロテイン・サプリ

デキスタージャクソンの身体作りにおいて、筋トレと同じくらい重要な食事・プロテイン・サプリについて見ていきましょう。具体的な食事内容や愛用しているプロテインやサプリのメーカーも紹介します。

1日の食事回数は7回

デキスタージャクソンの1日の食事回数は7回です。クリーンな食事を心がけ、基本自炊で夜は炭水化物を控え、GI値の低い炭水化物や質の良い油、肉や魚などを食べています。1日あたりの摂取カロリーとPFCバランスは以下の通りです。

・1日あたりの摂取カロリー:3,515kcal
・P(タンパク質):361g
・F(脂質):124gg
・C(炭水化物):232g

具体的な食事メニューと食事のタイミングについて詳しく見ていきましょう。

1食目(8:00)

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▼食事内容
・グリッツ(トウモロコシの粉末):1袋
・プロテインシェイク:2杯

▼PFCバランス
・カロリー:440kcal
・P(タンパク質):75g
・F(脂質):3g
・C(炭水化物):36g

日本ではあまり馴染みのない食材のグリッツですが、アメリカ南部の主食として朝食に食べることが多いです。トウモロコシを乾燥させて粗挽きにしたものにお湯を入れておかゆのようにして食べます。

2食目(10:30)

▼食事内容
ポストワークアウトシェイク(プロテインにゲータレードを混ぜたもの)

▼PFCバランス
・カロリー:410kcal
・P(タンパク質):57g
・F(脂質):5g
・C(炭水化物):35g

9:00〜1時間半ほどトレーニングをした後の食事です。トレーニング後はタンパク質と糖質を摂取するため、プロテインにカーボドリンクのゲータレードを混ぜて飲んでいます。トレーニング30分前にプレワークアウトサプリメントを摂取しています。

3食目(13:00)

▼食事内容
・みそ汁:1杯
・エビ:12個
・ロブスター:170g
・白米:1カップ
・サラダ(マッシュルーム・たまねぎ・ズッキーニ):1カップ

▼PFCバランス
・カロリー:770kcal
・P(タンパク質):60g
・F(脂質):16g
・C(炭水化物):85g

エビはタンパク質が豊富で脂質が少ないので、筋トレをしている人やダイエット中の人にもおすすめの食材です。また、エビにはビタミンEが多く含まれ、抗酸化作用があるためアンチエイジングにも効果があります。

4食目(15:30)

▼食事内容
ポストワークアウトシェイク(プロテインに糖質が含まれたもの)

▼PFCバランス
・カロリー:410kcal
・P(タンパク質):57g
・F(脂質):5g
・C(炭水化物):35g

4食目は2食目に食べたものと同じものです。

5食目(18:30)

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▼食事内容
・ステーキ:283g
・マッシュポテト:1盛り

▼PFCバランス
・カロリー:975kcal
・P(タンパク質):58g
・F(脂質):65g
・C(炭水化物):33g

デキスタージャクソンの食事はほぼ自炊ですが時々外食もしています。夕食にステーキを食べることもあるため脂質が多くなっていますが、他の食事では脂質を抑えていることが多いです。

6食目(22:30)

▼食事内容
・卵白:8個
・卵黄:2個
・ターキーベーコン:4個

▼PFCバランス
・カロリー:330kcal
・P(タンパク質):48g
・F(脂質):13g
・C(炭水化物):0g

夜は炭水化物を控える食事です。脂質を減らすために全卵は使わず、卵黄を取り除いて卵白多めのオムレツにしています。卵黄と卵白を分けるのが面倒という方は、業務用スーパーで卵白のみを凍らせた凍結卵白を購入するのがおすすめです。

7食目(23:30)

▼食事内容
アーモンド

▼PFCバランス
・カロリー:180kcal
・P(タンパク質):5g
・F(脂質):15g
・C(炭水化物):8g

アーモンドなどナッツ類は脂質が高く高カロリーなので食べ過ぎには注意が必要ですが、良質な脂質が含まれているので、ダイエット中の間食として最適です。

トレーニング後はハイドロホエイプロテインを摂取

デキスタージャクソンは、消化吸収の良いハイドロホエイプロテインを摂取しています。食事と食事の間隔が短いため、消化酵素が入っているハイドロホエイプロテインを選んでいます。ハイドロホエイプロテインとは、ホエイプロテインを半分消化させた状態のプロテインのことで、牛乳を飲むとお腹を下す人にもおすすめのプロテインです。

デキスタージャクソンが愛用しているメーカーは「ONE SCIENCE」と「Ultimate Nutrition」のものになります。日本ではあまりなじみのないメーカーですが、ゴールドスタンダードでお馴染みのOptimum Nutritionからもハイドロホエイプロテインが出ているので、iHerbで購入してみるのもおすすめです。

(プロテインの種類についてはこちらの記事も参考にしてみてください)

サプリメントは必要最小限

デキスタージャクソンが取り入れているサプリメントは、プロテインの他に、BCAA、GHOST PREWORKOUT、クレアチン、グルタミンなどがあります。GHOST PREWORKOUTはカフェイン抽出物やベータアラニンなどの成分が含まれ、トレーニング前に飲むことで、筋トレのパフォーマンスを向上させてくれるものです。

クレアチンは筋肉収縮時のエネルギーになるATP(アデノシン三リン酸)の再生に使用されるもので、体内に蓄えておくことで、高負荷のトレーニングに効果があります。グルタミンは筋肉の分解を防ぐためのサプリです。サプリメントはあくまで補助なので、基本は食事から栄養をとるようにしているため、必要最小限のものに絞られています。

(BCAAについてはこちらの記事も参考にしてみてください)

デキスタージャクソンはステロイドユーザー?

デキスタージャクソンは1991年に初めて地元のボディビル大会NPC Jax Physique Competitionに出て以来、約25年間でバルクアップを重ね、現在のような筋肉のデカいたくましい身体に成長してきました。

65㎏以下の一番軽い階級であるバンダム級からスタートし、ライト級、ミドル級、ライトヘビー級へと徐々に階級を上げていった経緯があります。急激に筋肉がでかくなったわけではなく、ステロイドの副作用である内蔵肥大もみられないため、2015年の状態ではステロイドは使用していなかったと推測されます。

(バルクアップについてはこちらの記事も参考にしてみてください)

48歳で初めてステロイドを使用した?

デキスタージャクソンがステロイドを使用したという完全な証拠はありませんが、2018年(当時48歳)に初めてステロイドの服用を開始したと言われています。それ以前は完全にナチュラルでした。テストステロン、アナドロール、ウィンストロール、デカを使用していた可能性があると推測されます。

しかし、デキスタージャクソンの遺伝子はステロイド使用の影響を受けない良い遺伝子をもっており、他のボディビルダーよりもはるかに少ない使用量だったのではないかと考えられています。

ステロイド使用についてのインタビュー動画

デキスタージャクソンがステロイドを使っているかどうかについてインタビューに答えている動画がありました。この動画では、デキスタージャクソン本人がステロイドを使っているのかどうかは明確に言っておらず真相はわかりません。

デキスタージャクソンを含め、体重100kgを超えるようなオリンピアに出場するプロのボディビルダーは基本的にステロイドを使用していますが、ステロイドの使用を公言することは大会の構造上難しいため、暗黙の了解になっています。

(ステロイドについてはこちらの記事も参考にしてみてください)

デキスタージャクソンの私生活について

2020年のオリンピアで現役を引退したデキスタージャクソンの現在の私生活について、プライベートの写真とともに紹介していきます。

ラスベガスで家族と過ごすデキスタージャクソン

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デキスタージャクソンのInstagramに、ラスベガスで家族とまったり過ごす様子が投稿されていました。写真に写っているカラフルで大きな岩は、ラスベガスにある野外のパブリックアートです。引退してから家族と一緒に過ごす時間も増え、幸せそうなデキスタージャクソンの様子が伺えます。

孫が大好きなデキスタージャクソン

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現役のボディビルダーを引退して時間のゆとりができたデキスタージャクソンは、孫と過ごす時間が増えたことをとても喜んでいました。デキスタージャクソンのInstagramには孫と一緒に遊んでいる写真が時々投稿されており、孫が可愛くて仕方がないといった様子で、引退後の人生も楽しんでいます。

引退後もトレーニングを継続

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デキスタージャクソンは引退後もトレーニングを継続しています。引退後も筋トレで自らの肉体を追い込むデキスタージャクソンはまさにボディビルダーの鏡のような存在です。デキスタージャクソンはパーソナルで食事や筋トレの指導も行なっており、InstagramのDMから募集をしています。

デキスタージャクソンは数多くの名言も残している

生きる伝説と言われた不死身のボディビルダーのデキスタージャクソンが、これまでに残してきた名言の一部を紹介します。

・『ボディビルは死んでないし、ボディビルは常にこの業界のトップにいる』

・『ただ急いでウエイトを下ろしているのであれば、あなたは自分自身を本当にごまかしているにすぎない。』

・『今年もミスターオリンピア2019の後も引退をするつもりはない』

・『これは私にとっての仕事だけではありません。これが私のライフスタイルです。』

・『タイトルを獲得するのに17年かかりました。あなたの夢の人を決してあきらめないでください!』

・『私は他の人の体格を見てやる気を起こさせる必要はありません。』

・『あなたがどのようになりたいかを想像し、その目標を達成するまで止めないでください!』

フィジーク世界チャンピオンのジェレミーブエンディアが、フィジーク業界が盛り上がりボディビル業界が衰退していることを指摘し、「ボディビルは死にかけている」との発言に対し、デキスタージャクソンが反論をしたことがあります。

(フィジークとボディビルの違いについてはこちらの記事を参考にしてみてください)

デキスタージャクソンの筋肉を拝める画像集!

「The Blade」と呼ばれ、刀のようにキレキレなデキスタージャクソンの筋肉がわかる画像を紹介します。デキスタージャクソンの肉体美を見て筋トレのモチベーションを上げましょう。

僧帽筋の盛り上がりがすごい!

出典:https://www.pinterest.jp/pin/1117314988772680143/

モストマスキュラーをしたときの僧帽筋がとてつもなく盛り上がっているのがわかります。

全身の血管が浮き出ている

出典:https://www.pinterest.jp/pin/1117314988772680115/

全身の血管が浮き出ています。体脂肪を極限まで削ぎ落としているのが伝わる画像。

お尻まで脂肪を削った究極の肉体

出典:https://www.pinterest.jp/pin/1117314988772680113/

お尻の脂肪まで削ぎ落とされ仕上がっているのがわかる画像。まさにThe Blade(刀のように鋭い肉体)です。

まるで彫刻のように美しいポージング

出典:https://www.pinterest.jp/pin/1117314988772680141/

大会でポージングを決めているデキスタージャクソンはまるで彫刻作品のような美しさです。

背中に鬼が宿っている

出典:https://www.pinterest.jp/pin/1117314988772680134/

背中が鬼の顔のようにバキバキに鍛え上げられています。左右のバランスも整っていて非常に格好良い背中です。

大腿四頭筋がたくましすぎる

出典:https://www.pinterest.jp/pin/1117314988772680139/

レッグエクステンションをしているデキスタージャクソンの大腿四頭筋がかなり盛り上がっているのがわかる画像です。

美しすぎるサイドチェスト

出典:https://www.pinterest.jp/pin/1117314988772680126/

サイドチェストを決めるデキスタージャクソンの画像。胸・肩・腕の上半身の筋肉が素晴らしく、太ももの厚みが素晴らしいのがわかります。

左右の筋肉のバランスが完璧

出典:https://www.pinterest.jp/pin/1117314988772680118/

フロントリラックスのデキスタージャクソン。正面から見ても左右差がなく、非常にバランスの良い完璧な肉体をしていることがわかります。

太くたくましい太もも

出典:https://www.pinterest.jp/pin/1117314988772680142/

ツイストクランチをするデキスタージャクソンの画像。ウエストのくびれはもちろんのこと、太ももが太くたくましいのがわかります。

肩から背中にかけての逆三角形が素晴らしい

出典:https://www.pinterest.jp/pin/1117314988772680128/

たくましい腕と肩、そして背中からウエストにかけては逆三角形に絞られており完璧な後ろ姿です。

8パックに割れた腹筋が綺麗

出典:https://www.pinterest.jp/pin/1117314988772680129/

腹筋の溝が深くて美しいエイトパックをしています。腹斜筋も鍛えられているのがわかる画像です。

格好良すぎる後ろ姿

出典:https://www.pinterest.jp/pin/1117314988772680122/

黒光りしたデキスタージャクソンの後ろ姿です。デキスタージャクソンの完璧な肉体は後ろ姿からもオーラを放っています。

憧れのデキスタージャクソンを目指して筋トレに励もう

ボディビルダーとして長年活躍し続けてきた伝説の男デキスタージャクソンについて、トレーニングや食事内容、大会の実績、名言などを紹介してきました。デキスタージャクソンのような美しい完璧な体を目指して筋トレに励みましょう。